2026年6月、中国の渡航自粛に緩和の動きが見えたことを日テレNEWSが報じていた。国有の旅行会社などで団体旅行を再開する動きが広がっているのだとか。水面下で黙認姿勢に変わりつつあるそうな。

確かに、2026年春節の頃よりは緩和が垣間見える。なにしろ、春節の頃に在日中国人に聞いた話によると、中国航空会社で予約したチケットが前日とかにキャンセルされる「ゴーストチケット問題」が発生してるから韓国経由で帰国するって言ってたし。

そう言えば、ゴーストチケット問題ってどうなったんだろうか? 気になったので、実際に中国南方航空で北京に行ってみたぞ。

・結論から言うと

冒頭の緩和の話はあくまで水面下の動きで、中国政府の対日姿勢は変わってない。したがって、中国南方航空で北京直行便を予約した後も安心はできなかった。何かあったら記事にしようくらいの気持ちで準備していたんだけど……

当日チェックイン問題なし。ひとまず、ゴーストチケット問題は発生しなかった。しかし、飛行機が飛んでも入国できるかは分からない。飛んだら飛んだで「入国審査ゲートで止められたらどうしよう」という不安があったが……

それは杞憂だった。入国審査も顔パスくらいの勢いであっさり通過。通った後に「なんにも悪いことしてないからそりゃそうか」と思ったんだけど、私(中澤)は海外旅行に行きまくってるわけでもなければ中国語も欠片も分からないため、入国審査にビビるのは許して欲しい。


・2026年7月の状況

そんなわけで何事もなく北京に到着したのであった。この何事も無さに緩和を感じるのはニュースに影響されすぎだろうか。なお、私が乗ったのは2026年7月1日15時45分発の中国南方航空「羽田→北京」便で、北京に着いたのは18時45分。往復1人7万6820円だった。

ちなみに、今回私が北京に来たのは、中国本土でのガチ中華食べ歩きYouTubeチャンネル『ブッチ旅』の取材に同行させてもらった形。『ブッチ旅』のディレクターである北斗さんは、頻繁に中国に足を運ぶガチ中華好きなので、今の直行便の状況について聞いてみた。

北斗さん「中国系航空会社は以前はもっと安かったのですが、2026年7月は日本から中国への直行便の本数が減っている影響もあり、航空券が高くなってました。ANAとかよりは安いとは言え、以前と比べると上がった印象を受けます。5月も中国の航空会社で行ったんですが、僕はキャンセルされたことはないかなあ」


──とのこと。確かに、中国旅行って旅費が安いイメージだったけど、今回も飛行機代だけで1人7万円以上かかってるし、気軽に行ける雰囲気ではまだないかもしれない。近くて遠い中国。今後の状況を見守りたい。

参考リンク:日テレNEWS
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼なお、飛行機は満席状態でした

▼無事、北京に到着しました

▼中国山西省の屋台床屋で散髪してみた