日本時間の2026年6月21日、サッカー日本代表が「チュニジア」と対戦する。勝てばF組3位以上が確定する大切な試合なので、ぜひ選手のみなさんには力の限り頑張っていただきたいところだ。ところで……。

私も含め「チュニジア」を知らない人は、ぶっちゃけかなり多いのではないだろうか? 孫氏の教えにある通り「彼を知り己を知れば百戦危うからず」──。ここは敵を知るため、ひとまずチュニジア料理を食べに行くことにした。

・アフリカの強豪

W杯出場回数は7回を数えるアフリカの強豪・チュニジア共和国。2022年カタール大会では前回王者のフランスから大金星を挙げるなど、侮れないポテンシャルを秘めたアフリカの雄である。

そのチュニジアは北アフリカの地中海沿岸に位置しており「地中海のビーチ」「古代ローマの遺跡」「サハラ砂漠」などがコンパクトにまとまっているんだとか。人口はおよそ1240万人なので、日本の1/10ほどということになる。

・チュニジアを知りたい

個人的に「スター・ウォーズのロケ地」としての知識しかないチュニジアだが、ワールドカップで対戦する以上、敵を知る必要があるだろう。体力の源は、食。というわけで、チュニジア料理を食べに行くことにした。

で、ネットで「チュニジア料理 都内」などと検索した結果、引っ掛かったのが芝公園エリアにある『ラ・メゾン・ド・クスクス』というお店。ふむ、世界最小のパスタとして知られる「クスクス」はチュニジア料理でもあるらしい。

私自身、これまでの人生でチュニジア料理を口にした記憶はない。……が、その国の料理を食べればある程度のイメージが掴めるハズ。というわけで、芝公園へと足を運んだ。

・初めてのチュニジア料理

入店したのはランチタイムの時間帯で、クスクスのセットをオーダー。あえて最も高価なクスクス「シーフード・スペシャル(単品価格1700円、セット価格2000円)」を注文した。

店員さんにワールドカップの話を聞いてみると、前回のスウェーデン戦では多くのお客さんが来てくれたそうだが、大量失点に「早めにみなさんいなくなっちゃいました」とのこと。また日本戦当日も予約がいっぱいであるらしい。

そんなこんなしているうちに、まずやってきたのは「サラダ・フムス・タジン」の盛り合わせ。フムスはヒヨコ豆をペースト状にした料理で、タジンはチュニジア風のキッシュとのことだ。

・強い

んで、これはべらぼうにウマい! フムスはそれなりに酸味が強いが、それがいい!! ねっとりとした食感も最高で、コストコで売っているフムスとは格段の差があった(あれも美味しいけど)。

またタジンも食べた瞬間に「ウマ!」となる、非常にわかりやすい美味しさ。やはり「キッシュ」が最も適切な表現であるが、おそらく誰が食べても美味しく感じるであろう優秀な前菜だ。あと、サラダもソツなく美味しい。

そしてメインのクスクスも完全にウマい! スパイスは芳醇でクスクスのモソモソとした独特の食感も情緒がある。またグリルされた海鮮はもちろんのこと、ニンジンや大根、ズッキーニなどがどれも素晴らしく美味であった。

さらにトドメのモロッコティーもスゴイ!! スパイシーでありながら、あのほんのりとした甘さは何なのか? 紅茶偏差値は著しく低いと自認しているが、それでもジャワティーくらいの衝撃は受けた。

・8強くらいはある

まさかチュニジア料理がこんなに美味しいとは思ってもいなかったが、私の人生だけで言えば「8強」くらいの実力は十分にある。和食との単純な比較は難しいが、チュニジア料理を食べて育ったサッカーチュニジア代表が強敵であることは確実だ。

もちろん偶然にも『ラ・メゾン・ド・クスクス』だけが圧倒的に美味しかっただけの可能性は否定できない。それでも初めてのチュニジア料理はちょっとした感動を覚えざるを得ないほど美味しかったことも事実である。

日本対チュニジアの試合結果がどうなるかはわからないものの、食事だけで見れば「紛れもなくチュニジアは強豪」と結論付けたい。チュニジア戦は21日(日)13時にキックオフだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 ラ・メゾン・ド・クスクス
住所 東京都港区芝公園2-10-4 浜松町ウエストビル 1F
時間 ランチ11:30~14:30 / ディナー17:30~23:00
定休日 不定休

執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.