最近、カラースプレー商品が人気らしい。

赤城乳業の「トッピンぎゅ~!」、セブン-イレブンの「よくばりサンド カラーチョコ&ホイップ」、チロルチョコの「カラースプレー〈袋〉」など、カラースプレーを使った商品が続々登場している。

SNSでも「かわいい」「懐かしい」「映える」と話題になっているらしい。たしかに、あのカラフルな粒を見るとテンションあがるのは分かる。

ただ、見た目は派手なのに、味の印象は意外と曖昧だ。そこで今回は、ほんの少しだけ、カラースプレーに向き合ってみようと思う。

・表面はカラフルだが

まずは、3月末に新発売されたセブン-イレブンの「よくばりサンド カラーチョコ&ホイップ(213円)」。

表面には、パステル系のカラースプレーがたっぷり。

着色料とかそういう話は一旦置いておくとして、シンプルに見た目がかわいい。平成女児の夢みたいなビジュアルである。

中にもぎっしりカラースプレーが入ってるのかなと思い、カットしてみたのだが、普通のホイップサンドだった。

どうやら主役はあくまでホイップで、カラースプレーは表面演出担当らしい。実際に食べてみても、食感や味としては、ほとんど普通のホイップサンド。

「カラースプレーを食べる商品」というより、ホイップサンドをちょっと夢かわ方向に寄せた商品という印象だった。


・子どもの夢が詰まりすぎ

続いては、赤城乳業の「トッピンぎゅ~!(希望小売価格194円)」。

これがまた、パッケージからして、いい意味で騒がしい。「あの頃のワクワク感を、夢の続きを再び」というコンセプトで、お客さんの声に応えて発売期間を延長して復活したらしい。

こちらは、中にもアイス全体にカラースプレーが入っている。

そして、思ったよりチョコソース感が強い。

チョコ! アイス! カラフル! 子どもの「好き」が全部入っているじゃないか。これは、なんかワクワクする!


・そもそもカラースプレーって何味なのか

ここで、カラースプレーに向き合うために、製菓材料コーナーで、ミックスカラースプレーも購入してみた。

普段、そのまま単体で食べることはほぼないが、食べてみる。

感想としては……チョコっぽい。家族にもブラインドで食べてもらったところ、同様の反応だった。

調べてみると、カラースプレーは商品によって原材料がかなり違うらしい。準チョコレートだったり、砂糖などを固めてチョコ風の味をつけたタイプもあるようだ。


・色分けしてみた結果

さらに気になったのは、何色くらいで構成されているのかなということ。もちろん商品によって違うとは思うが、せっかくなので色分けしてみることにした。

細かなカラースプレーを無心で色を分けていく。



宇宙飛行士の適性検査か……?


結果として確認できたのは、全部で7色。

ちなみにそれぞれの色による味の違いは、わからなかった。これ、きっとセンスのある人なら、アイシングクッキーのようなアート系スイーツを作れるんだろうなぁ。

と思いつつ、先ほどのサンドにちょっとデコってみた。

これが意外と楽しい。食べられるアートである。


・かわいいは最強

今回、改めて感じたのは、カラースプレーは気分をちょっと明るくするための大事な存在なのかもしれない、ということだ。

なくても困らないし、味が大きく変わるわけでもない。でも、あのカラフルな粒があるだけで、ちょっと気分が上がる。

効率やコスパも大事だが、気が滅入る話題も多い今、「理由はないけど楽しい」「なんかかわいい」は、思った以上に求められているのかもしれない。

執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.