
関西圏を中心に寿司・和食店を展開する「がんこ」。
九州育ち、関東在住の私はあんまり馴染みがなかったのだが、SNSで「がんこ」が素晴らしい取り組みをしていることを知った。
なんと文化財のお屋敷を買い取って、がんこの店舗として利用・保存しているというのだ……! 古い建物や空間が大好きな者としては気になることこの上なし!
調べたところ、東京でも立川に文化財を活用した「お屋敷がんこ たちかわ茶寮」があるという。しかも、格安の和風アフタヌーンティーを提供しているらしい。さっそく行ってみた!
・文化財を活用した店舗
修復や保存が難しい文化財の建物。街のシンボルのようになっていたとしても、全てが公費で保存されるわけではなく、惜しまれつつ取り壊しになってしまうものも多い。細部にまで美学が行き届き、現代の技術では造れない建物などもある。
「がんこ」では、そうした文化財をお屋敷シリーズの店舗として活用しており、美しい建物と庭園を眺めながら食事できるのだという。なんと粋な試みであろうか。
でも、そんなお屋敷を使った店舗ってことは、お高いんでしょう? と思いながら公式サイトのメニュー表を見てみると、ほとんどのコースが4000円〜1万円以下! 家族の会食や法事で使えるレベルの価格なのである。
さらに、格安でカフェ利用もできるようになっており、今話題のアフタヌーンティーもやっているのである。やってること、かっこ良すぎでは?
今回訪れた「お屋敷がんこ たちかわ茶寮」は立川駅から徒歩15分、バスで5分の場所にある。(ちなみに送迎バスも出ているそうだが、要予約)
立川駅北口の6番乗り場からバスに乗って、栄町3丁目バス停を降りてすぐ!
バスを降りたらでっかい看板が出てるからすぐわかる。
料亭みたいな見た目の、立派な日本家屋と庭園が広がっていて趣のある店構え。
ここは昭和初期に建てられた中野邸で、貴重な建築文化様式だという六間型名主住宅と端正な庭園を誇り、古の武蔵野の面影をとどめた屋敷らしい。
「中野」の表札が門柱に今も残っている!
・お屋敷カフェの和風アフタヌーンティー
今回、私が注文したのは税込3630円から楽しめる和風のアフタヌーンティー。
このほか、アフヌン+湯葉あんかけ丼 or デミバーグ丼のセットが4730円、アフヌン+職人による匠のお寿司のセットが5830円で楽しめるようになっている。
職人が握った寿司を食べたかったけど、妊娠中なので、アフタヌーンティー&湯葉あんかけ丼のセットに。飲み物はセットドリンクの中から2杯頼めるようになっている。
通されたのは、中庭に面した大広間。
このときはたまたま私しかいなかったので、食事をしながら窓際から庭が眺められる良席に座ることができた。
中庭や室内のしつらえを眺めながら、待つことしばし……。
アフタヌーンティーセットがやってきた!
上段は
・季節のパフェ
・みたらし団子
・桜餅
・季節の逸品
・季節のゼリー玉
下段は
・黒毛和牛のローストビーフ
・豆乳ゼリー桜の葉添え
・ピンクグレープフルーツのみぞれあえ
・手毬ずし
・笹寿司
となっている(季節によってメニューに変動あり)。
さらに、季節のスープに……
季節のケーキまでついてくるんだから、至れり尽くせりである。
個人的には小さい手毬ずしと、笹ずしがついてきたのが嬉しかった(妊娠中だけど、少しくらいなら許してくださいと祈りながら食べました)。
和風のアフタヌーンティーで、食事系もお菓子も脂っこいものがほとんどないので、アラフォーでも、胃もたれせずに最後まで食べられるというのも大きなポイント。
湯葉あんかけ丼も優しい味わいでお腹にたまる……。食事を楽しみながらお菓子も楽しめる、好バランスのアフタヌーンティーでございました。
・何と言っても建物がすばらしい
お食事がリーズナブルで美味しいのはもちろんなんだけど、ここに来たら楽しみたいのが建物の美しさ。
飾られている器や絵画、格子窓の意匠など、美意識が細部にまで宿っている……!
庭が眺められる廊下など、建物のどこを切り取っても絵になるのです。
元は応接間だったと思われる場所が待合室になっているのですが、この和洋折衷も素晴らしい!
天井には蒔絵の屏風や……
高さを生かして当時の家財道具や着物が飾られています。
赤絨毯が敷かれた玄関も趣がある。
高い料亭ならいざしらず、庶民にも手の届く価格でこのお屋敷で食事ができるのはすごいことだなと、建物や器が好きな自分は感動しきりでした。がんこ、すごすぎる。また来たいです。
がんこのお屋敷シリーズは関西地方に多いようなので、関西にお住まいの方はぜひ!
ちなみに週末は混雑しているので、予約をしたほうがベターということでした。
参考リンク:お屋敷がんこ たちかわ茶寮、がんこ寿司(お屋敷店舗一覧)
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼屋敷の中にも黒い大きな門が!
▼細部まで美しい家屋
▼敷地には蔵も残されています
▼季節の花が咲く庭
御花畑マリコ




































【1店舗のみ】ロイホのアフタヌーンティーはファン歓喜のオールスターセット! 頼むから全国展開してほしい
千葉県の住宅街に突然現れるイギリス! 佐倉マナーハウスは紅茶とアフヌン文化の聖地だった
【巨大屋敷】料亭風レストラン「いっちょう」がとにかくスゴい / 中庭を囲む個室で約800種類のメニューが楽しめる! しかも安い!
【ヌン活】「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」2000円台でマリー・アントワネット気分が味わえるアフタヌーンティー
【ヌン活】「珈琲茶館 集」のアフタヌーンティーは雰囲気もコスパ良すぎ! チェーン店と思えぬクラシカルさ
都内の「天下一品」跡地に10店同時オープンした「伍福軒」が全店一斉閉店 / 6月中旬で店舗ゼロに
バーミヤンの二郎系『バミ郎』を食べてみた! 本家がジャイアンならバミ郎は「きれいなジャイアン」だった
【検証】10円値上がりしたマック「グランドフライ」は本当にポテトMの1.7倍? 今年も複数買って計量してみた
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1996話目「朝の支度⑧」
自転車の『青切符』導入から1カ月。東京郊外に住む私が「思ったほど風景は変わっていない」と感じる理由
【1000円以下食べ放題】900円のランチ定食注文で炒飯食べ放題! 唐揚げや水餃子もついてくるガチ中華『四川厨房 随苑 内神田店』
定額で遊び放題! 福生『ゲームセンター タンポポ』は、行き場のない “みなし機” の新たな活躍場所 / 懐かしの名機に会える楽園
【実録】心筋梗塞になりました / 第1話「かつてない胸の痛み」
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1990話目「朝の支度②」
誰でもできる! Geminiを使った「プロンプト講座」:似合う髪型がひと目でわかる『髪型コラージュ画像』の作り方
【1000円食べ放題】唐揚げ、麻婆豆腐がおかわり自由! ガチ中華『香港餃子酒場』ランチの副菜ビュッフェがおまけを超えてる
人気上昇中の『チーズ食べ放題(税込2618円)』に初挑戦 / 想像以上の充実っぷりに感動 → 極限まで楽しむ方法を伝授
アメ横「路上営業一斉摘発」で道幅が広くなったって聞いたので行ってみたら、思ったほど変わっていなかった
オニヤンマのフィギュアが虫よけになるってほんと? 2週間かけて試してみた正直な感想
【事件】久しぶりに「串カツ田中」に行ったらほぼ別の店になっていた / 豚もエビもレンコンも食べずに帰ることになった理由
【本日発売】「ローソンの福袋」(2160円)があまりにパンパンに詰まってて、持って帰るのちょっと恥ずい
中国「渡航自粛要請」から2週間が経った京都市内「祇園」「清水寺」「錦市場」の様子を見に行ってみた
黄ばんだスマホケースを『オキシ漬け』したらこうなった / TPU素材の変色は復活するのか?
【京都】円山公園そばの超気になる建物「長楽館」がガチだ!このパイは、たぶん宇宙の法則をいくつか超越している
女性の間でアフタヌーン・ティーが人気なのはなぜなのか → おっさんが一人でガチなアフタヌーン・ティーを初体験してみた結果
【ヌン活】四ツ谷ムンバイの「インド式ロイヤルアフタヌーンティー」が激レアなインド料理だらけだった! 気分はインドの王族…
昭和に戻れる異色のアフヌン! 東京プリンスホテルの「レトロモダンアフタヌーンティー」は懐かしのタヌキケーキやスワンシューの饗宴!
明智光秀の食事を再現した「武将めし」を食べてみた → 現代より遥かにウマイ味噌汁を食べていた可能性が浮上!
【ヌン活】Afternoon Tea の「アフタヌーンティー」が予想を遥かに超えて最高だった / だてに歴史があるわけじゃない
衝動的に初めて「アフタヌーンティー」のミルクレープを食べに行ったら盛大にミス → リベンジを誓った
ボイルえびしか頼まない【海老寿司日記】第7回:その車、まるでロールスロイスのリムジンのよう / 大阪府・梅田「海鮮回転寿司 がんこ」
【ヌン活】アラビア風のアフタヌーンティーが衝撃の連続 / 気分は完全にアラビアン・ナイト…
紫推し大歓喜の「紫アフタヌーンティー」が美味しくて映えに全力すぎた / 東京・中目黒『HAUTE COUTURE CAFE』
予約困難! 梅酒でおなじみ『チョーヤ』のアフタヌーンティーはお酒が弱くても満喫できる凄いやつ! 銀座『梅酒BAR』
【2019年福袋特集】力入れ過ぎじゃない? 『アフタヌーンティー』は料理好きが大興奮な福袋!しかも割引チケット入りだー!!