世はヌン活ブーム。ホテルやカフェの豪華でおしゃれなアフタヌーンティーが大流行中である。

しかしまあ、おしゃれなアフタヌーンティーは高いうえに予約が必須。おいそれと行けない。

そんなわけで手頃な価格で行ける「アフタヌーンティー」を探していたときに、アタマをよぎったのが全国チェーンの「Afternoon Tea TEAROOM」であった(ややこしいので以下、店はAfternoon Tea、お茶とお菓子のセットはアフタヌーンティーと表記する)。

「そういえばAfternoon Teaのアフタヌーンティーってどんな感じなんだろ」と気になったので行ってみたのだが、想像の5倍くらい最高だった。

・約2000円のアフタヌーンティーセット

Afternoon Teaで提供しているアフタヌーンティーのセットは、1980円で選べるスイーツ3種と好きな紅茶1種のセット。

ホテルのアフタヌーンティーよりも量自体は少なめ、だけど圧倒的に安い。最近のアフタヌーンティーは4000円〜7000円くらいするので、半額以下である。

ちなみに予約不要なので、席さえ空いていればすぐに注文できる。


訪問した時期はストロベリーフェアの真っ最中だったので、季節限定でかわいらしい苺のスイーツが並んでいる。その他、スコーンや定番スイーツなど全11種もある。


さらに選べる紅茶の種類もめちゃくちゃ多いではないか。

スタンダードなダージリンから、フレーバーティーもある。プラス料金でフルーツを使ったアレンジティーやチャイからも選べるのは珍しい……!



・運ばれてきたスイーツにキュン

注文からしばらく経って、ピクニックで使うカゴのような容器にお皿を乗せた、乙女チックな姿でスイーツが運ばれてきた〜! か、かわいい……。

アップルパイとかの定番スイーツも美味しそうだったけど、せっかくなのでスイーツは期間限定品の苺攻めに。選んだのは

・苺と紅茶のパフェ
・苺とライチのゼリー
・苺のスコーン

オマケでひとくちサイズの「苺のプチカヌレ」もついてきた。こういうささやかなオマケってグッとくるよね……!

スイーツはミニサイズ……といわれていたけど、しっかり量がある。


スコーンはアツアツで、生クリームとブルーベリージャムつき。


スイーツがどれも完成度が高くて美味しい。こうしたチェーン系のスイーツって冷凍を解凍したっぽいものも多いけど、そうじゃない。

苺はたっぷりはいってるし、味付けや食感のバランスが最高によくて安っぽさがないのだ。



・紅茶が美味しい

スイーツは季節限定のイチゴのものを選んだけど、紅茶に関してはスタンダードな「アフタヌーンティーブレンド」に。

紅茶は飲み放題ではないけど、ティーポットにたっぷり2杯半分も入ってきた。茶葉は入れっぱなしとかではなく、あらかじめ抽出されているし、濃さや熱さもバッチリ。

ストレート、ミルク、アイスとどんな飲み方でも、何にでもよく合う……というのを目指して作ったそうな。。ほどよくコクがあって飲みやすくて美味しい。

紅茶好きの間で、チェーン店で飲む紅茶は微妙なことが多いと話題になったけど、Afternoon Teaの紅茶は美味しかった。


紅茶もたっぷりはいって、かわいくて美味しいスイーツが3つ選べて1980円、安いし最高ではないか。



・40年以上歴史があるらしい

そもそもAfternoon Teaの創業は1981年と非常に古い。渋谷パルコパートⅢに1号店をオープンしたあと、80年代ですでに雑貨+カフェの業態をスタートしていたようだ。

「紅茶やスコーンとともに過ごす午後のひととき… そんなヨーロッパの習慣を日本にも浸透させたい」という想いから、日本ではまだ珍しかったスコーンを提供したという。40年以上前からティータイムの普及に本気なのである。

公式サイトには紅茶の美味しい淹れ方のページもあった。ブームの何十年も前からアフタヌーンティーを出してるんだから、そりゃ、お菓子も紅茶も美味しいよなあ。



・安い・かわいい・美味しい

カフェブームで、高い専門店ほどよくてチェーン店はそれに劣る……みたいな固定観念が自分の中にあって、今までAfternoon Teaをスルーしていたような気がする。

だけど、むしろAfternoon Teaからは歴史あるチェーン店ならではの底力を感じた。


紅茶専門のチェーン店の少なさが話題になっていたけど、Afternoon Teaは雑貨のほうが目立つものの、カフェを併設してるからよく考えたら老舗の紅茶専門のチェーン店でもあるわけだ。

改めて考えると、予約ナシでフラッと入って、季節ごとのスイーツや、ポットで淹れた美味しい紅茶を全国チェーンで出せるってすごい気がする。

季節によってスイーツも変わるし、またAfternoon Teaにアフタヌーンティーしに行こう……と思った。


参考リンク:Afternoon Tea
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.