
どういうことだってばよ!? 旭川の街を歩いていたら衝撃の看板を見つけた。その看板は飲み屋の軒先のメニュー看板で、ある温そばがおすすめされていたのだが、なんともつ串がトッピングされているのである。
立ち食いそば屋を巡る連載『立ち食いそば放浪記』を386回続けている私(中澤)も、そばにもつ串がトッピングされてるのは初めて見た。食べにくいだろ、串……!
・発見
そばはお箸で食べるから、普通はトッピングもお箸で食べられるものだ。しかし、串はお箸を使わないから、そばと合わさると正しい食べ方が分からなくなるのである。
っていうか、日本料理はお箸で食べにくいものの方が少ないから、このトッピングにはある種発見すら感じた。それぞれは珍しい料理ではないのに、こんなに思考の迷宮を彷徨わせる組み合わせをよくぞ見つけたものである。
・飲み屋の〆メニュー
昼時でお店は閉まってるんだけど、立ち食いそば好きとしては気になるところ。そこで夜に改めて訪れてみた。
入店してみると、店内はごく近所の人がフラッと立ち寄るクローズめな雰囲気。座敷にグループのお客さんがいたので、マスターに「やってますか?」と聞いたところ、「ちょっと遅くなるけど良い?」と温かみのある笑顔が返ってきた。なんか旭川の夜の店っぽい。
メニューも串とちょっとしたツマミと酒がメイン。まずお通しが出てくる昔ながらの飲み屋で、お通しは500円だった。
そんなメニューの中に〆として「かけ蕎麦(税込500円)」があって、もつ串は1本税込150円だから、看板のそばは1杯税込800円ということになる。
・可愛げ
いきなり〆に行くのもなんなので、コカ・コーラ(税込350円)を注文してまったりしていたところ、店内の小さい黒板でも串そばがオススメされているのを発見。
店内のテレビでは芸能人がいっぱい出てくるスペシャル番組がかかっていて、なんだか子供の頃の年末を思い出す。マスターが話しかけてくるわけじゃないから、1人の私でも居心地は悪くない。
・注文してみた
店の雰囲気も一通り満喫したところで、もつ串そばを注文してみたところ、「そばに乗せますか?」とマスター確認。一応そこは確認してくれんのね。メニュー画像の光景が見たいので「はい、お願いします」と答えたところやって来たのがこのそばだった。
乗ってるなー。確かにもつ串が温そばにライドオンしている。これが見たかった。そして、見たまんま食べにくいところが、この店においてはなんか良い。フフッて笑いが漏れてしまった。
・旭川のB級グルメ感
とは言え、そばを食べると鶏もつ焼きの香ばしい香りがして、甘めのつゆも相性は悪くない。なんでもない麺ともつのコリッとした食感のコントラストも面白く、味的には確かに合っているかも。
そんな店の名前は『酔旭』。昭和の面影が残る小路「旭川5・7小路 ふらりーと」の入口のところにあるんだけど、実はこの店の隣には、知る人ぞ知る旭川B級グルメ「げそ天丼」発祥の店『立ち食いそば屋 天勇』がある。その肩の力が抜けたオーラになんか通ずるものを感じたのであった。
・今回紹介した店舗の情報
店名 酔旭
住所 北海道旭川市5条通7 第2コアビル1F
営業時間 17:00~22:00
定休日 水曜日
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼見たまんま食べにくい
▼だが、それが良い
中澤星児











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