恥ずかしながら、私(佐藤)はほぼスーツとは無縁の人生を送ってきた。今でこそ何着かは持ってはいるけど、普段着る機会は少なく、その何着かも年に1~2度出番があるかないかといった具合。したがって、革靴を履くことも稀だ。

そうすると靴を磨く機会もほぼない。やはり年に1度自分で磨く程度である。そもそもプロに磨いてもらったことがないから、その実力を知らないのである。

靴磨きを生業にされる方がいるのだから、きっと素人ではマネのできない仕上がりになるに違いない。そう思い、実際に「鏡面磨き」といわれる靴磨きをお願いしたら、その美しさに驚嘆した! やっぱりどの分野でもプロの実力はスゴイ!

・プロの靴磨き

数少ないスーツのなかでも私が1番気に入って、なにかと着用しているのが、青のピンストライプスーツである。2012年に仕事の兼ね合いで今は亡きエスパー伊東さんと揃いで仕立てたものだ。


あれから14年も経ているのだが、使用頻度が低いためにいまだにへたっている様子はない。それから体型を維持(一時肥えてはいたけど)できているので、ずっと変わらずに袖を通すことができている。


その時に茶色の革靴も一緒に購入している。つまりこの靴もすでに14年愛用していることになる。


使用頻度は低いものの、最近はダンスで酷使しているので細かな傷が目立ち始めている。私の顔と同じように、年月と共にシワも深くなってきた


ここはひとつ、プロの力で輝きを取り戻して頂こう。ということで、有楽町や新橋の靴磨き専門店に行こうかと思ったけど、あいにく時間がない。そんなときこそ「ミスターミニット」だ。

まさに時間がないときにこそ利用するのに打ってつけ。合鍵づくりや靴修理のコンビニ、古風な表現をするなら「駆け込み寺」といっても過言ではないだろう。


ミスターミニットといえば合鍵づくりだけでなく、靴の修理も得意分野。店舗によってはキャリーバッグのキャスター交換もお願いできる。


靴磨きは両足税込1100円からだ。私のお願いした鏡面磨きは靴磨きのオプションのひとつで、税込2200円で頼むことができる。

ただし通常の靴磨きと違って、5~10分で頼むことはできない。対応店舗に靴を預けた上で、サービスを受けることができるのだ。私の場合は、昼(13時頃)にお願いして受け取りは17時だった。お店の混雑状況などによって所要時間は変わるので、お店で確認して頂きたい。


・すごいぞ、鏡面磨き!

そうして、仕事帰りに磨き終わった革靴を受け取って帰宅した。さあ、どうなったかな? 輝きは戻ったか?


靴を取り出してみると、キレイになっているけど、そんなに変わってないような気もする


磨く前の様子は日中の自然光で撮影しているので、夕方の室内で磨き後を見ると、より一層暗く見えるのかもな。ビフォー・アフターを比べてみても、その違いはわかりにくいのだが……。


逆向きにすると、つま先部分が全然違った! めっちゃ光ってる!!


これが鏡面磨きか! たしかに鏡みたいに光を反射している。ここまでキレイになるもんなんだ、靴って!


これはちょっと素人ではムリなレベルだな。思えば、自分なりに磨いてみたこともあったけど、あれは磨きではなく、靴のクリームを撫でまわしていただけで、全然磨けてなかったんだな。


かかと部分にも鏡面磨きが施してあり、靴の前後はピッカピカだ。

長年愛用しているクセに、大事に使ってなくて、今さら申し訳ない気持ちになった。これからはもう少し大事に履きます。それから時々、プロに磨いてもらうようにします。

4月からの新年度を気持ちよく迎えたいとお考えの方は、プロに靴磨きをお願いしてみてほしい。キレイな靴で迎える新年度は、きっと気持ち良いものになるはずだ。


参考リンク:ミスターミニット
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24