今から2週間ほど前のこと。台東区にある『御徒町小町食堂』の朝食バイキングがSNSを中心に大きな話題を集めたことをご記憶の方はいらっしゃるだろうか?

破格の990円食べ放題であった一方で、店は明らかにキャパオーバー。結局のところわずか数日で朝食バイキングは中止となってしまった。……のだが、どうやら毎日30名限定で朝食バイキングが復活したらしいのだ。

・数日で中止に

『御徒町小町食堂』は半セルフ式の定食屋で、最大の特徴は24時間営業であること。逆にそれ以外の特徴らしい特徴は思い浮かばない、ごくごく平均的な街の定食屋さんである。

私が10年以上通うスポーツジムは『御徒町小町食堂』のすぐ近くにあり、週に2回くらいは近くを通っている。店はJR御徒町駅からやや離れた昭和通り沿いあり、率直に「めっちゃ繁盛しているな」と感じたことは1度も無い。

だがしかし、この春限定の朝食バイキングがSNSで話題になるやいなや『御徒町小町食堂』には多くの人が押し寄せることに。1度朝食バイキングを利用した際も、料理はスカスカになっていた。

その直後に『御徒町小町食堂』が朝食バイキングを中止したのは冒頭でもお伝えした通り。店員さんの人数に対し、明らかにキャパを超えていたことを思えば致し方ない判断だったのだろう。

・まさかの復活

ところがどっこい、数日前に『御徒町小町食堂』の目の前を通ると……


朝食バイキングが……復活しているだと?


以前と違うのは「毎朝30名限定」であること。値段は変わらず990円で、朝6時~20時までの受付け。また2026年4月30日までの期間限定フェアであることは前回と同様であった。

この前はやや消化不良であったが、SNSを見る限り朝食バイキングの復活はまだそこまで知られていない様子。これはチャンス到来……というわけで、翌朝『御徒町小町食堂』へと足を運んだ。

・6時前に店へ

翌日、到着したのはオープンよりまあまあ前。先客は3名いたのみで、どうやら30番に無事に滑り込めたらしい。その後、開店時間の6時ちょうどには15名ほどのお客さんが並んでいた。

で、入店すると料理の品数も以前より大充実! ほぼ手つかずの状態で料理が選べるのは単なる僥倖でしかない。炒め物・煮物・揚げ物・焼き魚・刺身・小鉢……等々、超充実のラインナップだ。

さらにご飯と豚汁をもらえば、超ゴージャスな朝食が完成!! ソツのない美味しさに加え、圧倒的な品数の豊富さに心が満たされるコスパ最強な朝食バイキングであった。

・30人の壁とその先

しかしながら「絶対に行った方がいいよ!」と万人にオススメできるかと言われたら話は別。理由はやはり “30人の壁” で、さらに言えば仮に30番目で私と同様の充実感を得られるかはわからない。

というのも、私は1ターンで満腹になってしまったが、テンコ盛りの料理を平らげ2ターン目に突入するお客さんも当然ながら多くいた。その間も新たに来店するお客さんは途切れず、おかずはみるみるうちに減って行く。

つまり30人以内に入店することは最低条件で、ハイレベルな充実感を享受するには「かなり早めに入る必要がある」ということ。万一それに該当しない場合、幸福度は大きく変わってしまうだろう。

御徒町の昭和通り沿いというやや辺鄙(へんぴ)な場所柄と時間柄、代替の店が思い浮かばないのもキツイところ。わざわざ遠方から出かけるには、かなりリスクがあると言わざるを得ない。

それでも『御徒町小町食堂』の朝食バイキングが稀に見るコスパ最強朝食バイキングであることもまた事実。お出かけの際はくれぐれも慎重に、そして万一のことを考えて足を運んでいただきたい。

・今回訪問した店舗の情報

店名 御徒町小町食堂
住所 東京都台東区台東3-15-1
営業時間 24時間営業(朝食バイキングは2026年4月30日までの6時~10時。早期終了あり)
定休日 不定休

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼早くいけば揚げ物や焼き魚も充実している。