今さら言うのもどうかと思うけど、やっぱり物価が上がってるよね~。「ついこの前チャージしたSuicaの残金がもう無い!」なんてことはないだろうか? いったいどうなるんでしょ? 日本経済。
それはさておき、今回は私のような経済的ド庶民にも自信をもってオススメできる「食べ歩きグルメ」をご紹介したい。食べ歩きグルメの聖地「上野御徒町エリア」の新名物は、ズバリ「サモサ」だ!
・食べ歩きグルメの聖地
ご存じの方も多いと思うが、上野御徒町エリアはとにかく食べ歩きグルメが多い。その理由は「アメ横があるから」で、それに触発された近隣の飲食店もこぞって食べ歩きグルメを展開している。最近じゃ「吉池」も参入してるもんな~。
そして御徒町は「宝飾の街」としても有名だ。特にここ10年ほどは宝石の原産地であるインド系の「飲食店」や「物産店」などが多く進出している状況で、なんなら何カ所か「モスク」すらある。
今回ご紹介する「サモサ」を販売しているのは、その中の1つ『エウサ ハラルマート』というお店。お察しの通り、ハラルフードや各種香辛料などを扱う、小規模なマーケットだ。
・御徒町の高架下
お店の場所はJR御徒町から秋葉原方面へ1~2分歩いた高架下。真横にはいつも行列が絶えない「Egg Baby CAFÉ(エッグベイビーカフェ)」があるので迷うことは無いだろう。
さて『エウサ ハラルマート』はインドやバングラデシュの食材を扱っており、店員さんによれば日本人のお客さんには「デーツ(ナツメ)シロップ」などがオススメなんだとか。ただ取っ掛かりとしてはまず「サモサ」を猛烈に推したい。
同店の店頭には小規模な「ホットスナックコーナー」があり、コンビニとは比較にならないほどギューギューに揚げ物が詰め込まれている。その中の1つが「サモサ(お店の表記はサムサ)」だ。
サモサはインドの軽食で、具を小麦粉の生地で包んだ揚げ物。それなりにボリューミーなのに『エウサ ハラルマート』のサモサは1個たったの200円というところも手が伸びやすい。
・ガチでウマい
ガリッとした生地は熱々で、中にはジャガイモやニンジンなどの具が入っている。クミンなどのスパイスがしっかり効いた本格派で、これが実にウマいのだ。
それでいて辛味は無く、どちらかと言えば優しい味わいである。先述のように上野御徒町エリアには数多くの食べ歩きグルメがあるが、たったの200円でここまで満足度が高いメニューを私は知らない。
またまん丸の「コロッケみたいなやつ(店員さん談)」はツナとポテトのコロッケで、こちらはまあまあ辛い。価格はサモサと同じ200円だが、ややクセのある味わいなのでまずは「サモサ」がオススメだ。
また300円の「フライドチキン」は超巨大! ファミチキの4倍はあろうかというジャンボサイズで、フライドチキンと言いつつ完全にチキンカツである。ガリガリとした衣が特徴のボリューミーな一品だ。
総じて『エウサ ハラルマート』のホットスナックはコスパ最高! 中でも「サモサ」はガチでウマい!! 入店するのは気が引ける人も、店頭ならば買いやすいのではないだろうか? 近い将来、御徒町に空前のサモサブームが到来する……かもしれない。
参照元:エウサ ハラルマート
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.