もはや国民病と言っても過言ではない花粉症。声がガッサガサにかれてしまい、せっかく話しかけられたのに上手く返せない。あるいは、人混みでひどく咳き込んでしまったが、感染症ではないと伝えたい。そんなシーンはないだろうか。

話は変わって “推し活” 界隈。筆者は最近、好きな写真を液晶ディスプレイで表示できる「デジタル缶バッジ」を手に入れた。推しの写真を何枚も保存して、気分によって表示を変えたり、動画を再生したりできる神アイテム……

なのだが、実は推し活以外にも、ものすごく汎用性のあるアイテムじゃないだろうか?


・デジタル缶バッジ「Can-Badge」(税込4620円)

「Can-Badge(キャンバッジ)」は、缶バッジの表面に極小ディスプレイを搭載した推し活ガジェットだ。先行している他メーカーもあり、すでに界隈では普及しつつあるプロダクトと呼べるかもしれない。


まずは一般的な使い方をご紹介したい。商品にはバッジ本体のほか、専用ケース、キーホルダー金具、2WAYスタンドが付いてきた。充電にはUSB Type-Cケーブルが必要なので、それは各自で用意する。


本体サイズは約6センチ四方で、一般的な缶バッジと変わらない。重さも約32gと軽量で、カバンにつけても垂れ下がるようなことはなさそう。カラーはピンク、ブルーグレー、ホワイトがあり、筆者は落ち着いた印象のブルーグレーにした。


本体を充電して、保護シールをはがしたら準備OK。


スマートフォンにインストールした専用アプリで、画像をBluetooth送信する。8MBの内部ストレージを有し、画像50枚、動画3本、GIF10枚が保存可能とのこと。操作は簡単で、直感的にできる。画像1枚につき数秒でアップロードが終わると……


世界にたったひとつの推し缶バッジができる!!


うわぁぁぁ、もうこれだけで感動する!!


明るさは4段階で調整可能。最大輝度にすると点灯時間は短くなる(最長18時間、最短4時間)代わりに、かなりクリアに表示される。画面のツルツル感がちょうど缶バッジの光沢みたいで、言われなければ液晶だとは気づかないかも。


画像は横スワイプで切り替え可能。タッチ感度は鈍く、強めに押さないと動かない。スマホみたいにスイスイとはいかないけれど、誤操作防止にはかえっていい。画像ロック機能もあるので、意図しない操作を防げる。

オリジナル缶バッジをオーダーできるサービスはいろいろあると思うが、自宅で、自分で、何度でも画像を変えられるなんて素晴らしい!! 公式からの供給がない/すでに解散・終結している/マイナーキャラであまりグッズがない、などなど、これまで涙を飲んできた同志たちの救世主になっているはず。


9秒までの短いものだけれど、動画もアップロード可能。目を疑う。こんなに薄くて小さな画面のなかで人や動物が動くなんて……ハリーポッターの世界……?


GIFやスライドショーなら、メッセージなども表示可能。今のところ文字の直接入力ではなく、画像化したものが必要だけれど、お絵かきソフトなどがあれば簡単に作成できる。「そんなのない!」という場合はスマホで文字を表示させて、スクリーンショットでもよし。

7色から選んで点滅させられる「応援ライト」機能や、友達と画像をトレードできる画像シェア機能もある。


耐久性については未確認だけれど、電子機器なので落下や衝撃は避けたいところ。付属の専用ケースに収めれば、タッチ操作はできなくなる代わりに本体を保護できる。ケースのデコもオススメだそう。細かいところまで考えられている。


・文字と組み合わせれば用途は無限大!

さて、以上は「本来の使い方」なのだけれど、自由な文字や画像を表示できる缶バッジ、用途はもっとたくさんありそう。たとえば……


即席のオリジナル自己紹介タグにして、異業種交流会などで話題がなくなったときの気まずい沈黙を打破したり……


サークルやオフ会やイベントなどで自分のスタンスを宣言したり……


わんちゃんの散歩グッズにつけたり……


公式のマタニティマークやヘルプマークはちょっと自己主張が強すぎる、というときに自作してもいいと思う。最近はイラストを使った優しい雰囲気のバッジもたくさん市販されているけれど、自分でデザインできたらカユいところに手が届く。

必要なときだけ表示させたり、複数パターンを切り替えたりも自在。ただ配慮を求めるだけでなく、「ありがとう」や「ごめんなさい」を一緒に伝えられるのもいい。


もしデザインセンスのある人なら、市販のものに負けないような素敵なものが作れるのではないかと思う。画像50枚の容量、アイディア次第でいろいろなものに使えそう!


参考リンク:Adget公式サイトPR TIMES
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.