
いつも思う。休日のショッピングモールにおける、ランチ争奪戦の苛烈さは異常だ。東京・立川にある「ららぽーと立川立飛」もその例外ではない。
昼時ともなればどの店も行列ができるのだが、中でも中華バイキング「九龍點心(クーロンテンシン)」は特に異様な混雑を見せている。
調べてみると、なんと小籠包が食べ放題のお店らしい。なるほど……それは並ぶわ。
・オープン直後から混雑
激込み確定の休日には行く気がしなかったので、今回は平日のオープン直後を狙ってみた。他の飲食店も覗いたがまだガラガラで、どこも店員さんは暇そうにしている。ところが……。
「九龍點心」だけは、すでに人が溢れかえっているではないか。カップルやファミリー客も見られるが、圧倒的に女性グループが目立つ印象だ。
気になるお値段は、曜日や時間帯によって違うものの、平日ランチなら大人1名2198円(税込)。この金額で90分間、中華バイキングと手作り小籠包が食べ放題になるという。
・圧巻の小籠包タワー
席に案内された私(あひるねこ)は、すぐさま小籠包コーナーへと走った。そう、今日はひたすら小籠包を食べる。それ以外の目的はない!
現場に到着すると、そこには大量のせいろが積み上げられていた。ビルのように立ち並ぶ様は圧巻。さながら新宿副都心のようである。
なんでも「九龍點心」では “点心師” と呼ばれる職人が小籠包を作っているらしい。この日のラインナップは以下の通り。
・豚肉小籠包
・海老小籠包
・ふかひれ小籠包
・麻辣小籠包
・海老入り焼売
・筍(たけのこ)入り焼売
以上、計6種類の点心が蒸気を上げている。これらを好きなだけテーブルに運んで並べるだけで、テンションは一気に最高潮に! これだよ、この景色が見たかったんだよ!!
・熱さをナメていた
さて、ここからが本番だ。皮が破れないよう慎重にレンゲにのせ、黒酢をかけ、刻み生姜を添える。
本来なら皮を少し破り、中のスープをひと口すすってから食べるのがセオリーであり、火傷防止策だ。しかし、実を言うと私は「九龍點心」のことを少しナメていた。
いくら蒸したてとはいえ、バイキング形式の食べ放題である。きっとそこまで熱々じゃないだろう。そう高をくくり、私は小籠包をパクっと口の中に放り込んだ。すると次の瞬間……。
熱ッッッッッッッ!!!!
結論から述べると、爆発した。口の中でマグマが爆発した。噛んだ瞬間、皮の中からとんでもない熱量の肉汁が濁流のように飛び出してきたのだ。
読者の皆さん、どうか安心してほしい。ここの小籠包は信じられないくらい熱々である。おかげで見事に上顎の皮を持っていかれたが、これも小籠包の醍醐味だろう。
皮はもちもちで、中の餡も肉感が強い。食べ放題とは思えないクオリティーだ。口内を負傷する価値はたしかにあったと言える。
・攻略のカギを握るのは……
もちろん、小籠包以外の中華バイキングも充実している。春巻き、イカのチリソース、八宝菜などなど。定番を含む幅広いメニューが揃っている印象だ。
個人的には、麻婆豆腐が “ガチ中華” 感のある本格的な味わいで好みだった。
さらにオーダー式の麺類まで(醤油・塩・担々麺)。どれもこれも非常に魅力的であるが……ここで一つ、注意喚起しておく必要があるだろう。
これらに手を出してはいけない。
・知っておくべき攻略法
久々に中華バイキングに来て痛感したが、中華料理は自分が思っている以上にすぐお腹いっぱいになる。油断して食べすぎると、目当ての小籠包を入れるスペースがあっという間に消滅してしまうのだ。
よって小籠包で元を取るには、極力バイキングを攻めないこと。どれだけ他の中華をスルーできるか? そこにかかっている。
と言っているそばから、同行した妻がいろいろと皿に盛ってきてしまった。ちょっと待って、話聞いてた? 炒飯を持ってきた時はさすがに二度見したぞ。まあ気持ちは分かるけども。
・予想外の敵
さらに、我々の行く手を阻む伏兵がもう一人いた。別料金のドリンクバーコーナーである(税込328円)。なんとここ、タピオカミルクティーが飲み放題なのだ!
ミルクティーの横に用意された大量のブラックタピオカ。これを自分で好きなだけ入れられる夢のシステムである。
物珍しさから危うく作りかけたが、すでに私の胃袋は物語の佳境に突入していると言っていい。これ以上、余計なカロリーを摂取する余裕は今の私にはない……!
・小籠包に集中せよ
こうして私は、しばらく点心は見たくないと思うくらい大量に小籠包を食べまくったのだった。一度に食べた量としては、間違いなく人生最多だろう。満足を超えて、もはや昇天である。
ららぽーと立川立飛の「九龍點心」。そこは2000円ちょっとで(物理的な意味でも)天国に行ける場所だった。皆さんも挑戦する際は、他の魅力的な料理の誘惑に打ち勝ち、とにかく小籠包に集中してほしい。健闘を祈る!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 九龍點心 ららぽーと立川立飛
住所 東京都立川市泉町935番地の1
時間 11:00~21:00(平日)、11:00~22:00(土日祝)
参考リンク:ららぽーと立川立飛
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼その他の画像
▼海老入り焼売
▼担々麵
▼杏仁豆腐
あひるねこ























【検証】あえて終了ギリギリの「ランチバイキング」に行ってみた! スカスカなのか、それとも…?
【ガチ検証】冷凍「蒸し小籠包」で一番「焼き小籠包」っぽく出来るものを探してみた
【大発見】安くてウマい「小籠包」が食べたいならココに行くヨロシ! 台湾直送の味が楽しめる小籠包バル / 東京・上板橋『HASHIYA』
魅惑の食べ物「焼き小籠包」は一度食べたら後戻りできない! 新宿で唯一食べられる店で大満足ランチ / 東京・新宿「上海小籠包 厨房 阿杏 本店」
【日本初上陸】渋谷ヒカリエにオープンした「ダンプリングタイム 餃子時間」って名前の小籠包専門店に行ってみた!
物価高の波は「役所の食堂」にも来ていた。約3年ぶりに新宿区役所でカレーを食べて実感した世知辛さと温もり
【食べ放題1300円】看板もないのに中国人が集まる池袋秘密のガチ中華!「一念100」のランチビュッフェが高コスパ
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1919話目「入隊案内⑤」
【文化の違い】韓国人が「ビビンバを混ぜない日本人」を見て絶望した理由 / カレーも混ぜて食べるのが韓国流
税込108円から! セブンイレブンが朝限定「おにぎり・寿司セール」を開始 → 待ちきれないので午前5時に買いに行ってみた
60分2000円のシャトレーゼのスイーツバイキング知ってる? 平日にひとりで行ったら、情けない結果になった
【Amazon】最大68%オフ! 価格が一気に下がった注目アイテム24選(3月2日)
徒歩10時間、新宿から横浜中華街まで歩いた人にありがちなこと45連発
【肉4倍で麺特盛】『伝説の肉そば屋』で “伝説盛り” を完食! 器の底に刻まれたメッセージとは?
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1915話目「入隊案内①」
黄ばんだスマホケースを『オキシ漬け』したらこうなった / TPU素材の変色は復活するのか?
食が細くなったので叙々苑で高い肉を一皿だけ食べて帰ってみた / 加齢を逆手にとった逆転グルメ
【90分間2800円】御用邸チーズケーキも食べ放題!「チーズガーデン」でスイーツビュッフェを楽しもう! エミテラス所沢店
【検証】10年間ほぼ毎日飲んでる「コーヒー」を1週間断ってみたらこうだった
【雑草対策】カインズで598円「撒くだけで防草できる人工砂」の効果がヤバ過ぎた / お財布にも環境にも優しい超画期的アイテム
【検証】「スタバはどのサイズを頼んでも量は一緒」という動画が出回る → 実際に試してみた
オニヤンマのフィギュアが虫よけになるってほんと? 2週間かけて試してみた正直な感想
何も期待せず「カメムシブロック」ってスプレーを窓に吹いたら後日ヤバイことになっていた【100万円の古民家】
すかいらーくがやってる中華ビュッフェ「點心甜心」で中華料理食べ放題! 食べ終わる間際に走った衝撃 / コレは、まさか
台湾から直輸入だと! イオン・トップバリュの「焼小籠包」を食べてみた!!
横浜中華街の食べ放題ってどうなの? 気になるからオーダーバイキング・時間無制限のお店を利用してみた
【レシピあり】スープたぷたぷな「小籠包」を作りたい! 餃子の皮とゼラチンがあれば餃子より簡単なのだ / 沢井メグのリアル中華:第11回
業務スーパーの小籠包を名店の味に近づける方法 / ほぼ上海豫園の風味に! 100倍はウマくなった‼︎
【人気】日暮里駅出てスグ『京の華』は「焼小籠包」が有名だけど「汁なし担々麵」も激ウマ! 使い勝手が良すぎる本格台湾料理店
中華街の新名物!? 小籠包がでっかくなった「大籠包」は肉汁をストローでゴクゴク飲める!
素人でも芸術的な「羽根つき焼き小籠包」が作れるはずなのに大失敗! 大阪王将の「冷凍小籠包」でシェフ気分になるまでの体験談
【本音】コストコの「冷凍小籠包」がウマい! ……けど、そこまでオススメできない理由
すかいらーく福袋2025は人気メニューのオールスター戦! ガストやバーミヤンの味を食卓で楽しめるぞ!!
忘年会の感動をお得に味わうべく「超高級中華」に平日ランチタイムに行ったら予想外の出来事が連発! 北京ダックの名店『全聚徳』にて