イオンのプライベートブランド「トップバリュ」。洗剤や調味料など日用品というイメージが強いが、こんなものを見つけたので報告したい。それは「焼小籠包(やきショーロンポー)」。それも「本場台湾の味」であるそう。

冷凍の小籠包はときどき見るが、「焼小籠包」とは珍しい! しかし日本のスーパーで売っているものだ、“ナンチャッテ台湾料理” の可能性もある。果たして本当に “本場の味” なのか、実際に食べてみた!

・トップバリュの「焼小籠包」

「焼小籠包」、日本では小籠包と名がつくが、薄皮の蒸し小籠包とは似て非なる食べ物だ。見た目は、鉄板で蒸し焼きにした小ぶりの肉まんだが、一口かじると中から肉汁たっぷりのスープがドバドバダバァーッ!! 幸せが訪れる。

中国語では「生煎包」や「水煎包」と呼ばれるが、日本語だと「焼小籠包」になっちゃうのは、やはり肉汁ダバァーのためだろうか。

さてイオンで買った冷凍の焼小籠包は、6個入って税込321円だ。作り方はいたって簡単。フライパンで蒸し焼きにするというものである。調理時間は7分とお手軽なのも好(ハオ)。

開封したときは「小さいなぁ」と思ったが、焼きあがると、少し膨らんでイイ感じになってきた。そして現地の香りがしてきたぞ! 

・食べた感想

焼小籠包の基本の食べ方はこう。蒸し小籠包と同様、まずレンゲに乗せ皮をかじるかお箸で穴をあけ、スープを吸ってから、パクっといく。いきなりかじると、口の中で熱いスープが爆発して火傷のもとになる。

ということで、まずは穴をあけてみると、おお、中にスープが見えますぞ! これは期待しちゃうな!!

まずスープを吸ってみる。……これは……。うーん……。確かに液体は入っている。私は肉の旨味たっぷりのスープを期待していたのだが、どちらかというと「脂がダバッ」。餡(あん)の味もなんだか薄く感じられた。

とはいえ焼小籠包には違いない。皮の味や、具材からナンチャッテでないことはわかる。しかし、私が食べたかったものとは少し違っていたようだ。

・メイド・イン・台湾だった!

肉汁ダバァーでないのは残念! しかし確認したところ、こちらの商品はメイド・イン・台湾。台湾の工場で作られているので、「本場の味」という点は間違いない。ナンチャッテじゃないという直感は大当たりだった。

まぁ一口に「焼小籠包」と言っても、お店によって味が変わるものだしね。私個人の好みではなかったが、ネットで見てみると「台湾で食べた味!」という評価もある。そんな後悔するほどの価格でもないので、気になる人は一度試してみてはどうだろう?

参考リンク:イオントップバリュ焼小籠包
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼イオンの焼小籠包! 見た目はかなりイイ感じ!

▼黒酢をつけると好(ハオ)~

▼スープは脂が強め。個人的にはもう少し、旨味が強くダバァーッとしているほうが好きだ

▼好みは分かれそうだけど、悪くないですよ