寒さが本格的になってくると、どうしても欲しくなるのが “あったかい飲み物” だ。ただ、コーヒーやカフェラテも仕事に集中しているうちに気づけばぬるくなってしまう。そんな悩みを解決するアイテムを近所のGEO(ゲオ)で見つけた。

その名も「置くだけホットコースター(1078円)」。カップを置いたら自動的にスイッチが入り、飲み物の温度をキープしてくれる優れモノらしい。1000円チョイで快適なカフェライフが手に入るなら安いもの。ってことで、買ってみた!

・ゲオは意外とアツい

ゲオの生活雑貨コーナーは侮れない。当たり外れはあるものの、最近は「スマホ用の保護フィルム」や「持ち運べるクーラー」を購入して、どちらも値段の割にしっかり使えるアイテムだった。


・期待

そんな経験もあって「置くだけホットコースター」にも期待せずにはいられなかったのである。てか、この類の商品は大当たりはなくても大ハズレもないだろう。


さっそく開封してみると、中身はシンプルに本体と説明書のみ。特徴は「置くだけでスイッチオン」「USB給電式」「安心の底面滑り止め」とのこと。


んで、対応するのは耐熱素材のカップで、ガラス製・金属製・磁器製・陶器製はOK。逆に紙コップや木製カップ、ペットボトルなどは使用できないとのこと……ぐぬぬ、コンビニのホットコーヒーをそのまま使えたら完璧だったぞ。


説明書には「室温25度で磁器カップにお湯250mlを入れた場合の参考温度」も記載されていて、約80度のお湯が1時間後に50度になったらしい。室温25度はなかなかの好条件だが、未使用だと38度だったそうなので効果は本当にあるっぽい。


ともあれ、箱から本体を出してUSBを接続すればスグに使えるのはありがたい。あとは実際に同アイテムがどれくらい快適なカフェライフを支えてくれるのか確認するだけ……実際に使ってみることにした。


・いつもの感じで

そんなわけで、職場でいつも通りホットコーヒーを淹れて、いつも通りデスクに座って仕事を開始。違うのはコーヒーを「置くだけホットコースター」に乗せていることくらいだ。置くだけでスイッチが入るのは簡単で良い。


しばらく仕事に集中して、ふとカップを手に取ってみると……なるほど

いつもと変わらないです。



・あったかいけども

「おお! 本当に全然冷めてない! 体がポカポカ温まって最高!」を期待していた分、ぶっちゃけ肩透かし感は否めない。もちろん多少の違いはあるのかもしれないが、体感的には普段と変わらなかった


気休めにはなるけど、劇的な変化はないというのが正直なところだろうか。「最初から最後まで温かく飲める!」というより「ちょっと冷めにくいかも?」くらいの感覚で使うのが正解だと思う。

とはいえ、1000円ちょっと & カップを置くだけという手軽さは魅力的。仕事中に「まあまあ温かいコーヒー」を飲めるだけでも十分ありがたい人にはアリ。

ただし、本気で快適なカフェライフを求めるなら、より本格的な保温コースターや電気マグを検討したほうがいいだろう。現場からは以上です!


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.