いきなりだが、GEO(ゲオ)で「湯たんぽ」を買った。まさかゲオで湯たんぽを買う日が来るとは思わなかったが、何やら良さげな湯たんぽがレジの横に積んであったので思わず買ってしまったのだ。いわゆる普通の湯たんぽではなく「蓄熱充電式湯たんぽ」というやつである。

パッケージによると、お湯の交換が不要で何度でも繰り返し蓄熱できるのが特徴らしい。めっちゃ簡単に充電(蓄熱)できて、4〜5時間あたたかさが持続するという。最近一気に寒くなってきたし使うしかねえええええ! では果たして、使い心地はどうなのだろうか。

・ヌックホット

蓄熱充電式湯たんぽの名前は「ヌックホット」。どうやらゲオのオリジナル商品ではないようだ。最近ゲオは食品や日用品、雑貨などなんでも売っている。ヌックホットは加湿器とともにレジ横に設けられた冬シーズンの雑貨コーナーに並んでいたぞ。


価格は1078円。ググったところ、蓄熱式で1000円はかなり安い部類に入るっぽい。となると、こいつが当たりだった場合……ゲオの選球眼がハンパではないということが証明される。興奮気味に箱を開けると……


湯たんぽ本体、専用カバー、蓄熱プラグ、取扱説明書の4点セットが出てきた。説明書を読まなくても使い方がイメージできるのが良い。こういうのはとにかく簡単な方がいいのだ。


一応、説明書のとおりに使い方を説明すると、まず本体のソケットキャップをスライドさせて開ける。差し込み口の場所さえ分かれば、あとはもうこっちのもの。


プラグをカチッと音がするまで差し込んだら蓄熱充電がスタート。蓄熱中は赤いランプが点灯し、10分〜15分で蓄熱完了となる。ランプが消灯したら蓄熱充電完了とのことだ。昼食前に蓄熱を開始したら……


食事後にはランプが消えていた。このお手軽感はポイント高い。触ってみるとかなりポカポカ。説明書曰く、本体表面温度は「60度前後(蓄熱直後)」らしい。ホッカイロと同じくらいの温度ではなかろうか。いいぞいいぞ。


肌触りの良い専用カバーに入れたら湯たんぽ完成。就寝の少し前に布団の中に入れたら、寒い夜でもぬくぬく眠れるだろう。本当にめっちゃあったかい。


しかも小型で簡単に持ち運べるから、電源さえ確保できればアウトドアでもバリバリ使えそうだ。4〜5時間あたたかさが持続するなら十分。今回は自分用に購入したが、両親にも買ってあげたくなるほど使い勝手が良かった。

まとめると、約1000円で購入したヌックホットはシンプルなデザインで使い勝手も良し。さすがゲオチョイスの商品だった。寒い冬のお供にガチでおすすめです。


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.