まさかまさか、そしてまさか。2025年7月11日、おそらく史上初となる「日本相撲協会公認ハンバーガー」が誕生した。その名も『ベビーボディーバーガー(BABY BODY BURGER)』の爆誕ある!

あまりにも突拍子の無いハンバーガーであるが、こちらは「日本相撲協会」と「バーガーキング」がコラボしたガチガチのガチバーガー。さあ、食いしん坊の諸君! 土俵入りの準備は出来ているか?

・過去最強

今さら申し上げるまでもなく、これまでバーガーキングでは複数の “超巨大バーガー” を発売している。例えば「キング・イエティ ザ・ワンパウンダー」はビーフパティが4枚詰め込まれたメガサイズのハンバーガーであった。

また「超ワンパウンドビーフバーガー」もビーフパティ4枚でゴリ押すスタイルで、食べ放題に出かけた際は「1つは完食出来ても2つは無理。やがて考えるのをやめるレベル」と過去の記事にある。いずれもラスボス級の強さであった。

だがしかし『ベビーボディーバーガー』を前にすると、彼らも所詮は中ボス程度の存在だったのかもしれない。なにせ『ベビーボディーバーガー』は……


総重量668グラム!


総カロリー1876kcalッ!


そして……



直火焼きビーフパティ5枚ッッッッッッ!!!!


……そう、ベビーボディーバーガーは長らくバーガーキングジャパンが超えられなかった「ビーフパティ4枚の壁」をいとも簡単にぶち壊した、まさに怪物(モンスター)。相撲で言えば横綱クラスであることは間違いない。

・価格もサイズも横綱級

またベビーボディーバーガーは単品価格も衝撃の2590円! いや普通にステーキが食えるわ!! 「キング・イエティ ザ・ワンパウンダー」が2190円だったことを思うと、価格も歴史に名を刻む名横綱レベルと言えるだろう。

さあ、やれんのか、俺。幼き頃、初めて認識した横綱は「千代の富士」で、歴代最も好きな力士は “琴サンダー” こと琴稲妻。戦慄の張り手「旭道山」も好きさ! 俺が47年間で培った相撲魂でベビーボディを平らげて見せる。



・はっけよい

で、肝心のお味に行く前に高さがありすぎてアゴが外れそう! というか、デカいし上背がありすぎるだろ!! MなのにSサイズのドリンクに見えるがな! そうか、これが横綱のオーラというワケか……!!

気を取り直してお味はというと、わかっちゃいたが主役は直火焼きビーフパティ。つまり肉である。ベーコンもチーズも直火焼きビーフパティ5枚の前では序二段に過ぎない。主役はあくまで肉だ。

またほんのり酸味が効いたオーロラソースも肉の味の引き立て役に回っており、想像よりも激しい味付けではなかった。どちらかと言えば肉の味をシンプルに味わう優しい味わいと言っていいかもしれない。

つまり『ベビーボディーバーガー』は、ふたを開けてみれば肉の旨みとがっぷり四つで組み合うまさに “横綱相撲な味わい” である。横綱に変化などいらぬ。ただ真正面からぶつかり合うだけなのだよ。



・ぶつかり稽古のよう

また言うまでもなく超ボリューミーなので、お腹をペコペコにした状態で土俵に上がるべし。なんならハーフカットにして半分は持ち帰るのもアリだろう。それでも肉は2枚半ですから!

というわけで、日本相撲協会公認『ベビーボディーバーガー』は、まさに横綱の貫禄を思わせる超ヘビー級のハンバーガーであった。数量限定でステッカーももらえるので、猛者たちはすり足でバーガーキングへお出かけいただきたい。ごっつぁんです。

参考リンク:バーガーキング
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼ステッカーがもらえる(数量限定)。

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