7月に入り、いよいよ気温が30度を超えるのが当たり前になってきた。何の対策もせずに外出するとかなりきつい。

ということで、ここ最近は昨年購入したクールリングを使用しているのだが……この暑さだと、中身がすぐにぬるくなっちゃうんだよなぁ。

「何かいい方法はないかな」と思っていたところ、100円ショップの「Seria(セリア)」でこの悩みを解決してくれそうなアイテムを発見した。


・クールリング専用カバー

それがこちらの「冷たさ持続カバー」。


このカバーをクールリングに取り付けると、中身を溶けにくくしてくれるそうだ。価格は税込110円だった。


袋を開封してみると、中からチューブ状のカバーが登場。


半分はメッシュの生地になっていて、クールリング全体をカバーで覆ってもここから冷たさが伝わってくるんだそうだ。なるほど賢い。


それではいよいよ効果を確かめていこう。

クールリングには主にマイルドな冷たさで長時間使える「28度タイプ」としっかりとした冷たさだけど中身が溶けやすい「18度タイプ」がある。

今回は18度タイプのクールリングを使って検証してみることにした。



まずはカバーをつけない状態でクールリングを装着し、屋外を30分ほど歩いてきた。


帰ってきた時のクールリングの状態はこんな感じ。


若干シャーベット状の固形が残っているような気もするけど、9割は液体になってしまっている。冷たさもほとんど失われてしまい、首につけてもあまり爽快感を感じなかった。

まあ、何もしないとこんなものだよね……ではいよいよカバーをつけて効果を確かめていこう。


メッシュの部分が内側にくるようにクールリングをカバーに通す。上についているタグを外に出せるようになっているの、ポイントが高い。


同じように屋外を30分ほど歩き、帰ってきた時のクールリングの状態はこんな感じ。


カバーをつけていない時と比べると、明らかに固形の部分が多く残っている!

触ってみるとひんやりとした温度をキープしていて、確かに保冷効果があることを実感できた。


ただ……首につけた時に、冷たさが半減しちゃってる感じは否めなかったかな。

メッシュがついているとはいえ、ほとんどの冷気がカバーの内側に留まってしまっていた気がする。

このクールリングは18度タイプだけど、28度タイプのものと同じくらいの冷たさに感じた。


筆者は18度タイプのクールリングを使う時には冷たさを重視したいタイプなので、正直なところ このカバーとはあまり相性がよくなかった。

ただ、18度タイプのクールリングしか持っていなくて耐久時間の短さに悩んでいる方や、冷たさの刺激が苦手な方にとっては便利かもしれない。



・合う合わないが分かれるかも

ということで、個人的には「冷たさ持続カバー」は冷たさを重視するか持久力を重視するかで合う合わないが分かれそうなアイテムだと思った。

110円という手に取りやすさなので、気になったらいちど試してみるのもアリかもしれない。

それにしても、年々クールリングがないとやっていられないほど暑くなってきてるの、おかしくないですか……?

今年の夏はせめて今以上の暑さになりませんように!

執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

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