ウェットティッシュのような床拭きシートを取り付けて掃除する、あの棒状の用具のことを「フローリングワイパー」というようだ。

そんなことも知らずに20年近く使い続けてきた私(あひるねこ)であるが、先日アマゾンを眺めていたら、めちゃくちゃ革命的なフローリングワイパーを発見してしまった! これは便利そうだぞ!!

・アマゾンで見つけたフローリングワイパー

今回購入したのは、CLEANHOMEという中国のメーカーの『フロアワイパー』という商品だ(税込2180円)。



組み立てるとこんな感じ。一見普通のワイパーのようだが……


ここのボタンを押すと……


ガシャン!


ヘッド部分が開く。


あとはここにシートを付けて掃除するだけだが、その取り付け方が斬新なのだ。シート中央にヘッドを置いて、床面に対して垂直に押し込むと……


ガシャン!


そう、なんとシートの着脱がワンタッチなのである! ヘッドの歯でしっかりと挟んでいるので、強めに振ってもシートが落ちることはない。


で、掃除が終わったら……


またワンタッチで外せる。


ゴミ箱の上で外せば、手を汚すことなく捨てられるだろう。これ、地味に革命では? 「こういうのが欲しかった!」という機能がそのまま搭載されている感じである。



ちなみに現在、我が家で使っているワイパーはこういうタイプで……


4カ所ある穴の部分にシートを挟んで使うのだが……


掃除していると、どこかしらが外れてしまうことが多々ある。これがまあ、致命傷ってほどでもないのだけど、なんかこう部屋をコバエが飛んでいるような、嫌~なストレスだったのだ。


ワンタッチの便利さに加え、長年抱えていたストレスからも解放されたのは大きい。もっと早く買い替えればよかったと後悔しているくらいだ。


が、しかし!


しばらく使っているうちに、私(あひるねこ)はこの商品の致命的な弱点。そして、フローリングワイパーを選ぶ上での “最重要ポイント” に気づいてしまった。それは……


ヘッドが樹脂のような柔らかい素材かどうか!

・一番大事かも

結論から述べると、この商品のヘッドはただのプラスチックである。そのため、掃除しているとどうも床と密着していないような感触を覚えてしまった。シートを取り付けていても、なんだかカチャカチャ音がするのだ。


さらに、フローリングを傷つけてしまうのでは? という心許なさもあり、個人的には大きなマイナスポイントであった。

ヘッドが柔らかい素材だったら完璧だったんだけど……シートの着脱方法が素晴らしかっただけに、かなり惜しい商品である。

よって結論としては、ヘッドがプラスチックのフローリングワイパーは買うな。これに尽きるだろう。今後の商品選びの参考になれば幸いだ。


参考リンク:Amazon「CLEANHOME フロアワイパー」
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.