
中国のスーパーをパトロールしていたところ、日本でおなじみの『味覇(ウェイパァー)』が売られていた。在住邦人向けの輸入品かな? そう思いよく見ると……ち、違う!!! コイツは……まごうことなき『中国版のウェイパァー』だッ!!!
ウェイパァーは日本生まれの中華風調味料。つまり “日本人好みに作られた中華味” ということになり、本場の中国味とはテイストが異なる。少なくとも私は中国でウェイパァーっぽい味の料理を食べた記憶は、たぶん無いかもしれない。
ってことは、これって “日本生まれの日本人好みに作られた中華味をさらに中国人好みにアレンジしたもの” ってコト……!? 逆に!?
・逆逆輸入してみた
どうしても気になったので、私は中国版ウェイパァーを日本へ持ち込むことにした。250グラム入りで価格は39.9元(約780円)。
日本で同サイズのものが税込861円だったので、なんと中国版のほうが安いことになる。日本版のパッケージには『味覇』とだけ書かれているのに対し、中国版には『和華味覇』とある。
調べたところ「和華」は、中国と日本の友好関係を表す言葉として使われる場合もあるらしい。今回の場合がその意味合いなのかは不明だが、 “日本生まれの中華風調味料” にはピッタリな言葉だよね。
翻訳アプリを駆使した結果、これは日本ではなく中国で作られたウェイパァーであるもよう。先日の記事でお伝えした中国版バーモントカレーと同じノリですね。
それはそうと……
気になるのはフタのデザインである。
・你好謝謝のナゾ
日本版ウェイパァーは、味覇おじさん(創業者の鮑さんがモデルとされるイラスト)が「味覇 你好(ウェイパァー ニイハォウ)!」と微笑むデザインがあまりに有名。
対して、中国版ウェイパァーは……
イラストこそ同じだが、おじさんのセリフが「你好(ニイハォウ)! 謝謝(シェイシェイ)!」に置き換わっているのである!!!!
「你好」と「謝謝」は間違いなく “日本人が知っている中国語の1位と2位” 。なんなら「ほとんどの日本人は你好と謝謝くらいしか知らない」と言っても過言ではないだろう。これを日本に置き換えると「フジヤマ! ハラキリ!」みたいな感じなのでは……? それは考えすぎですか……?
そしてフタを開けると……
なぜか中国版は「缶の開け方」がオール英語で表記されているのであった。中国がよく分からなくなった。
・1つだけ言える確かなこと
あとは「フタを開けたら色が全然違った!」とかいう展開になれば、記事的には非常にまとまりがいい。
しかし残念ながら形状、色、匂いともに違いを見分けることは困難であった。
すくって舐めてみると「同じかもしれないし、微妙に違うかもしれない?」といった感じ。まぁ、ウェイパァーは本来、直で舐めるために作られていませんからねぇ……。
ってことでウェイパァーを使う料理の代表格たる「肉野菜炒め」を作ってみることにした。ウェイパァーの他に使用する調味料は塩コショウのみ。
こっちが日本版。
こっちが中国版である。
軽量スプーンを駆使して、分量はキッチリ同じにしたつもり。
たまたま事務所にいた中澤記者とサンジュン記者に「この2つは同じかもしれないし、違うかもしれない」とだけ伝え、食べ比べてもらう。
中澤「う〜ん……こっちの少し冷めてるほうが若干味が染みてておいしいけど、これって単に、作った順番ですよね? (← ハイ、そうです) となると僕には、あまり違いが分からないかもなぁ……」
サンジュン「まぁ、同じだね。『こっちのほうが少し味が濃いかも?』くらいの差はあるけど、別メニューとして出せるほどの違いはない。仮に多少の違いがあったとして、この程度の差に気づくほど神経質な人間と、俺は一緒に食事したくない」
……とのことであった。以上のことから、ウェイパァーの日本版と中国版は「全くに同じ」もしくは「ほぼ同じ」と考えていいだろう。
あくまでも推測だが、多くの日本食チェーン店が中国に進出している昨今、中国でも「日本っぽい中華」の需要がある……というのが、中国版ウェイパァーが生産されている一因なのではなかろうか? 違ったら申し訳ないですが。
ともかく、1口食べてくれるだけでよかった野菜炒めを彼らが完食したという事実から、確かに言えることが1つだけある。
結論:ウェイパァーはウマい。
中国版ウェイパァーを買いに中国へ行く必要はあまり無いかもしれないが、もし機会と興味があれば探してみてくれよな!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
▼モグモグムシャムシャ
亀沢郁奈


















【やったぜ】ウェイパァーの『青』をようやく入手した → さっそくフタを開けてみた → 「クッセェ!!!!!」
【みんな知ってるあたりまえ知識】カレーを作るときに最強中華調味料『味覇(ウェイパァー)』を入れるとコクと深みが増して激ウマ
約束されたウマさ「ウェイパァーラーメン」を食ってみた / あるいは “私” について
『ヴィーガン味覇』登場! 動物性原料&化学調味料不使用 → スタンダードの赤缶と比較してみた
【豆知識】4月から製造メーカーが変わった “新旧・味覇(ウェイパァー)” の見分け方はコレだ!
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2055話目「ヤマダの選択⑤」
東京駅で見つけた190円のクレープが激安だと思ったら…サイズが上品すぎた
熱湯禁止! 日清が5年かけた『冷しカップヌードル』を先行体験してみた → 革命が起きていた
中国人も「絶対飲むな」と言う北京名物『豆汁』が激マズ! でも、食べ歩いてみたら1つウマイ豆汁グルメを発見した話
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2054話目「ヤマダの選択④」
100分3980円の「うなぎ食べ放題」に40代で挑戦した人にありがちなこと33連発
汗対策の網インナー、2年着ている私が5000円の「ミレー」より2000円の「イオン」を選ぶようになった理由
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2050話目「指導㉖」
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2049話目「指導㉕」
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2051話目「ヤマダの選択①」
3年ぶりにアメ横名物の「チョコレートたたき売り」(1000円)に行ったら、さすがにもう値上げしてほしくなった
今年は久々に当たり年かも! カルディ「レモンバッグ」が販売開始! ガラス製プレートに保冷バッグまで入って1980円!!
2時間1980円の「餃子食べ放題」に40代で挑戦した人にありがちなこと40連発
【女ひとり飲み】飲み放題90分550円! 読者おすすめの店「独楽寿司」でニセンベロしてみた
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2045話目「指導㉑」
【本日発売】「ローソンの福袋」(2160円)があまりにパンパンに詰まってて、持って帰るのちょっと恥ずい
中国「渡航自粛要請」から2週間が経った京都市内「祇園」「清水寺」「錦市場」の様子を見に行ってみた
黄ばんだスマホケースを『オキシ漬け』したらこうなった / TPU素材の変色は復活するのか?
【青切符】4月から自転車新ルール! ヘルメット9種比較
「秋刀魚は焼くんじゃなく茹でろ」ってSNSでバズってたから “焼き” と “茹で” を食べ比べてみた → ワタの味が変わってる!
ファミマ「味覇チャーハンおむすび」のウマさが無双すぎ! その裏で本格的すぎたゆえの罠にハマる人続出
【最強レシピ】炊飯器と味覇(ウェイパァー)で作る「中華風トマトスープ」が完璧すぎて文句のつけようがねぇぇええ!
最強調味料「味覇(ウェイパァー)」がカップ麺になったアルよー!『中華風野菜タンメン 味覇味』をさらに美味しくするには「追い味覇」をするヨロシ
【クロスレビュー】新旧『味覇(ウェイパァー)』と実は “本家” という『創味シャンタン』の味は同じなのか? 違うのか!? 4商品をガチで食べ比べてみた
【ウマすぎ注意】米に「味覇(ウェイパァー)」と「干しシイタケ」を入れて炊くと激ウマ! マジウマ!! 干しアワビ入り中華おこわ風の至福の味わいが完成するぞ!
【グルメ】モスバーガーの「菜摘バーガー」を炊飯器で炊くと激ウマ! マジウマ!! 最強のレタスの調理法と確信するレベル
【知っ得】餅を牛乳に溶かすとグラタンに使えるホワイトソースになる / 5分で作る “餅ホワイトソース” レシピ
【やってみて】コンビニおでんにカレールーを入れると「激ウマ大根カレー」になる / 大根の外は和風カレー! 中はツユがしみっしみの満足な味
【レシピあり】家でも「麻辣燙(マーラータン)」は作れる! 味覇があれば一瞬で作れる! スープの材料はたったの5種類 / 沢井メグのリアル中華:第9回
【謝謝】初めて中国に行って感じたこと8連発「食への情熱がヤバい」「とにかく人が多い」など
【レシピ】酢豚の “元の料理” って何か知ってる? 有力候補「糖醋排骨(たんつーぱいぐー)」が激ウマ / 沢井メグのリアル中華:第15回
【ラーメン0円】中華10品以上食べ放題が880円! 田端のガチ中華『八福食堂』のランチが東京と思えないコスパだった