今、まさにボーナスタイム真っ只中だ。なんのことかというと、松屋のシュクメルリである。

2025年1月28日に再販されると、何度食べてもさすがのウマさ。ニンニクがハンパないと分かりつつも、つい足を運んでしまう悪魔的な魅力がある!

・PBのシュクメルリ

待ちに待った再販とあって、隙があれば松屋でシュクメっているここ最近。怒涛の勢いで通っている一方で、いつ終わるのかと考えると不安になってしまう自分がいる。

どうか寒いうちは残しておいて……いや、再販にあわせて冷凍食品のシュクメルリが新しく発売されているから保険はあるか……なんて思う今日この頃。


東京を中心に全国展開している大手スーパー「西友」で買い物していると、思わず二度見する商品があった。それが……


プライベートブランド「みなさまのお墨付き」のシュクメルリだ。しかも、お値段270円と激安っ……!

とりあえず買ってみるか? いや、でも値段が値段だし言うてもねぇ? なんて思っていたら、商品の詳細を見て購入をするしかなくなった。


な、な、なんと……


あの永谷園が製造していたのだから!!


・お米と合わせるタイプ

こうなれば味に期待できるのではないだろうか。そしてこのシュクメルリ、「On the ごはん」といってお米と合わせて食べるスタイルとのことだから永谷園の腕が光りそうである。

もしこれがウマかったら……たった270円でシュクメルリを時期問わずにリピれることになるのは最高としか言いようがない。高鳴る鼓動を落ち着かせ、まずは温めたレトルトパウチを開封したところ……おぉぉ!!


ニンニクがしっかり匂うではないか……! 値段が値段だけあってさすがに松屋ほど具材がゴロゴロしていないけど、なんちゃってシュクメルリじゃないらしい。


でもって、食べてもパンチ力は十分。松屋に比べて少々マイルドながらクリームソースが口の中で暴れて米との相性もいいし、かなり仕上がっていると言っていい。

くせぇくせぇと言いながらも止まらない手。食後が心配になりながらつい食べてしまう魔力。これはきちんとシュクメっている!


松屋との大きな違いを挙げるならサツマイモ。松屋だとあの甘さが箸休め的な感じで活躍してくれるのに対し、西友はシンプルにシュクメルリの波が続いた。

まぁこのあたり270円だからしょうがない。むしろ健闘しているという表現が正しいかもで、西友やるなぁと思わずにはいられなかった。

・種類たくさん

ちなみに西友のこのレトルトパウチシリーズはビビンバをはじめ、タコライスにガパオ、ビーフストロガノフ、チリコンカンなど種類がたくさん。手軽に海外の料理を味わえるのはだいぶ嬉しいものがある。

今回、シュクメルリ以外にもルーロー飯(270円)を試しに食べてみたのだが、過度なことはやらずにウマさを引き出していた印象だ。個人的には全種類制覇もいいなと思うシリーズだったことも追記しておきたい。


いつまでもあると思うなシュクメルリ──。これは松屋ファンにとって永遠の課題であるが、冷凍食品や西友のPBの存在で幾分和らぎそうである。

まずは店舗で販売されている限りは鬼リピ。そこからロスになったら移行していきたい。

参考リンク:松屋
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼シュクメルリの商品詳細

▼ちなみにルーロー飯は永谷園製造じゃない