忘れた頃に、しかも新年がはじまり少し疲れが出てきたなあ、という頃にやって来る『スープストック』の福袋(箱)。自分へのちょっとしたご褒美感があり、気に入って毎年注文している。
今年(2025)も無事入手し、じっくり味わってはホッコリしているところだ。そんな福箱からはスープストックの “自信” が感じられるとともに、とある “罠” が張られていることに気付いたため、この場を借りてみなさんにも伝えたい。
・時差があるところが良い
これから紹介する「福箱セット」は昨年(2024)末にオンラインにて予約を開始、内容は異なるものの店頭での購入も可能だったが、いずれにせよ2025年1月現在には販売を終了している。
さて。すっかり正月気分もどこへやらの1月中旬、ヤマト宅急便から荷物が届いた。「何か注文したっけ……」と思いながら箱を受け取り、はたと気付く。
そう言えば、スープストックで福袋(箱)を頼んでいたんだった。冒頭にも書いたが、購入から手元に届くまで時差があるところが、スープストック福袋(箱)の魅力のひとつでもあると思っている。
ちょうどご飯を作るのが面倒になってきたところだったので、ありがたく即開封。色とりどりのスープが冷凍で詰まっていて、眺めているだけで幸せな気分だ。
お腹が空いていたので、何袋か手に取り湯せんで温める。レンチンもOKなので、マジで何ひとつやりたくない気分の時にもオススメだ。気になる内容は、以下の通り。
・「Soup Stock Tokyoの福箱セット」税込7500円
・オマール海老のビスク×2
・とうもろこしとさつま芋のスープ×2
・東京参鶏湯(サンゲタン)×1
・北海道産かぼちゃのスープ×1
・オニオンスープ×1
・緑の野菜と岩塩のスープ×1
・焼き鯛だしの和風スープ×1
・ミネストローネ×1
・素材を食べる「徳島県産菜の花」のポタージュ×1
・7種の野菜の辛くないマイルドカレー×1
・東京チキンカレー×1
※いずれも1パック180g
・今年はカレーが充実?
まずノベルティなど一切付けない、普段から販売しているスタイルの冷凍スープをがっつり詰めているところに、スープストックの自信を感じる。それだけで十二分に消費者が喜ぶことをわかっているからこその、ラインアップであると言えよう。
確かにこれだけのスープが冷凍庫にあるというだけで安心感があるし、嬉しい。ほかには何もいらないな……。
値段についてはスープの内容によりけりかとは思うが、オンラインショップで販売されている「選べる 10スープとカレーセット /カジュアルボックス」でも7300円なので、そこそこお得そうだ。
そして、肝心の福箱ラインアップ。例年いろいろであるが、今年(2025)特に気になるのがカレーが2種類入っているところである。
実は2022年を最後に、長らくカレーは1種類しか入っていなかった。スープストックがカレーに力を入れていることは周知の事実。
どうしたってスープだけではお腹が満たされない時に、カレーがあるととても助かる。しかも美味しいことを、食べたことのある記者は知っている。
そんなカレーを2種入れてくれているということは、今後より一層カレーも充実させていきますよというスープストックからのメッセージであると……勝手に解釈。
その思いをしかと受け止めるべく「7種の野菜の辛くないマイルドカレー」と「東京チキンカレー」を食べてみることにする。
「7種の野菜」のほうは、玉ねぎにキャベツ、ニンジンにレンコン、ニンニク生姜、セロリなどを使っている模様。野菜だけでなく鶏肉も入っているので、食べ応えも十分だ。
何よりしっかり野菜を摂取できている気がして、体だけでなく心にも良い。またその名の通り、辛さもないので、パンチの効いたカレーは苦手という人にも嬉しいだろう。
そして「東京チキンカレー」、こちらはぼちぼちの辛さがあって米がすすむ。玉葱と鶏肉を使った、旨味たっぷりのカレーだ。こちらはスープストックのカレーシリーズの中でも定番中の定番なので、食べたことがある人も多いことだろう。
そうこうしている内に、スープストックのそのほかのカレーも味わいたくなってきた。明日あたりにでも、またオンラインショップで注文してしまっている気がする。
スープストック、恐ろしい子……! まんまと罠にはまったように思わないではないが、こんな幸せな罠ならいくらハマっても良いだろう。
そんなこんなで、ひと箱13パック以上の楽しさと美味しさを味わえたスープストックの福箱。また来年(2026)も発売されることを願いつつ、既存の商品を味わって待とうではないか。
参考リンク:スープストック
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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