2025年に入って、初の謝罪は年明け早々にやってきた。キッカケはPUMAの福袋。正直ナメていたら返り討ちにあったのだ。
これまでPUMAの福袋といったら「白と黒をベースに全身コーデしてみました」的なものがデフォ。実際、ここ数年をさかのぼっても……
・過去3年の中身
はい
はい
テンプレかと思うような「白黒攻め」で、シャツやニットがちょっと色違いかなって感じ。もはや私の脳は「はい、出た! このパターン!!」とさえ思う思考回路に陥っていた。
よって、ナメてしまうのも仕方ないこと。きっと今年も変化ないだろうし、1万3200円でも似たようなものっしょー……と思いきや!
って、えええっ!?
……!!
カ、カカカ、カーキだと……!!!!
そんな飛び道具は聞いていない。しかも、よく見たら点数は6点あって、中綿アウター、スウェットパーカー、スウェットパンツ、Tシャツ、ポータブルバッグ、ニット帽と申し分なしときた!
PUMA……いや、PUMAさん、あなた頑張ればやれる子だったのか……!!
・着てもよし
この時点でナメてたことに申し訳なさがあったが、実際に着てみると痒い所に手が届くから正直すまんかった。
PUMAさんはカーキ色だけでなく、季節を問わずに使えるアイテムをバランスよく入れてくれていたのだ。なんなら!
全身PUMAさんコーデで街へ出ることだってできてしまう。それはそれで「この人どんだけPUMA好きなん」と思われそうではあるが、今の私はPUMAさんに言われたらやるしかない。
年越ししてしまったけど「はいよろこんで」。ナメまくっていただけに、この進化に対してただただ申し訳ない。
なお、今回福袋を購入したのはヴィクトリア新宿店。たまたまカーキ色の中綿アウターが入ってた可能性もあるが、それでも例年とは違う形を見られたことに変わりない。
それにしても、いつもと違う角度から入ってきたパンチがこんなに効くとは。私はもうPUMAさんをナメない──。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼オシャレなシャツ。よく見たら……!