
博多ラーメン、喜多方ラーメン、札幌ラーメンなどラーメンに地名がついているケースは珍しくない。ただ、味の予想がつくものが多い一方で、なんとなく掴みどころのない種類に出会うこともたまにある。
例えば佐賀ラーメンとかその1つ。九州のラーメンだけに豚骨なのかなとフワッとした予想はできるものの、いまいち特徴がハッキリしないのだ。
・佐賀の老舗
てことでどんな感じか確かめるため、「佐賀ラーメン」と看板に書かれた喰道楽というお店へ行ってみた。佐賀県内に数店舗あるうち、武雄店を利用したのだが……
看板、外観と年季が入っていて歴史を感じる! 伊達に昭和48年創業じゃないなと思いつつ、店内に入るとまたビックリ。なな、なんと……
漬物やサラダ類の結構な種類がサービスではないか! 定食屋とかラーメン屋に入って、サイドメニューが無料でついてると得した気分になる。
おでんこそ有料だったものの、そもそも置いているだけで珍しい。そこはかとなく昭和、平成っぽさを思い出すぞ。
・まさかのスタイル
さて、何はともあれ佐賀ラーメンを味わうとしよう。ちなみに佐賀ラーメンをググったところ佐賀県公式観光サイトがヒット。
それによると「やや太めのストレート麺が柔らかめで、豚骨の旨味が凝縮された塩分・脂が控えめのスープが特徴。生卵や佐賀のりのトッピングがあるのも特徴」らしい。
そうなると喰道楽も豚骨ベースでトッピングに特徴があるのかなと思いきや……
ラーメンは「醤油」「豚骨味噌」「豚骨」の3種類から選択可能。指定がなければ豚骨で出てくるようだ。ほうほう、そんでお得なランチもあるのね……って、マジかよ!!
ランチセットの内容が衝撃的だったのだ。候補の1つに唐揚げがあるのは普通としても、ベーコンエッグがセットに組み込まれているのは初めて見た。もしかしたらラーメンに相当合う組み合わせだったりするのだろうか。これは気になる……!!
・頼んでみた
そこでAランチ(850円)のベーコンエッグ、ラーメンは豚骨で頼んでみた。なお、ランチは15時までで土日祝、大型連休中だとやっていないようだ。
待つことしばし。店員さんの「お待たせしました〜!」との声と一緒にラーメンとご飯、昆布、ポテトサラダ、そして目当てのベーコンエッグがやってきた。
ラーメンのトッピングはネギ、海苔(佐賀ラーメンの特徴キタ!)、チャーシューで見た目は結構シンプル。
まずはスープからいただくと、しっかりとした豚骨……ガッツリとまではいかないレベルで飲みやすい。新鮮な魚介類と数種類の香味野菜を加えた秘伝のタレを使用しているとのことで、ドロドロしていたりとかはなく王道の感じがする。
なんというか、一言で表すなら昔ながらのラーメン。エッジを効かせたところも特になく、普通が一番ってタイプで長くやっていられる理由もこういうところにあるのだろう。
なるほど、これが佐賀ラーメンか〜なんて思いつつ食べていたら、どうしても気になったことが1つあった。それが……
麺である。白くてプリッとしていて、コシはあまり感じず。歯応えはあるものの、早めに食べないとフニャッとなりそうな……なんだか不思議な感じなのだ。それにしても白い。
これはアレだ。原材料を見てみたいなぁ……と思っていたところ、メニューにある1コマを見つけて納得するしかなかった。
なんと同店のラーメンは……
どうやら麺に卵が入っていないらしい。なるほど、そういう背景があって白い麺だったワケである。そしてだからこそ……
ベーコンエッグという一手は塩分なり、卵成分を補うものだったのかもしれない。アレルギーなどを考慮しつつ、きっとここにたどり着くに至った こだわり があるのだろう。
てな感じで、喰道楽には人生初の「ラーメン×ベーコンエッグ」を経験させてもらった。老若男女広い世代のお客さんが入ってきていたし、座敷もあって広々。地元の人がよく行くような雰囲気で、ラーメンだけでなく店からも「佐賀」を感じられたのだった。
・今回ご紹介した店舗の詳細
名前 喰道楽 武雄店
住所 佐賀県武雄市武雄町大字昭和794
営業時間 10:30〜21:00(LO20:40)※テイクアウトのLOは20:20
参考リンク:佐賀ラーメン 喰道楽、佐賀県公式観光サイト、武雄市観光協会
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼いろいろとサービスがスゴいから確実に満腹になれる
▼佐賀ならちゃんぽんも忘れずに(写真はミニ)。胡椒がきいてて、しっかり野菜と肉が入ってる
▼種類も多い
▼学生サービスもあったぞ
原田たかし














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