7月10日から発売中のスタバ新作『ラブ&ピーチ フラペチーノ』に夢中であらせられる読者の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。このスタバ新作というやつは国によって異なり、ぶっちゃけ現在ラブ&ピーチで騒いでいるのは日本人だけである。
ラブ&ピーチもなかなかにメルヘンな面構えをしているのだが、中国スタバの今季新作はさらに上級メルヘンだ。スタバっぽいか・ぽくないかは一旦置いておいて、写真を撮りたくなることは100%間違いない。むしろ写真を撮るために存在していると言っても過言ではないだろう。さっそくご紹介していく。
・カワイすぎて白目
中国スタバ今季(6月25日時点)の新作は『ストロベリー ココナッツ フラペチーノ』と『ベルギー チョコレート フラペチーノ』。
中国スタバはサイズを「中・大・超大」と表記するようで、中サイズが各38元(約834円)。日本よりちょい割高。
この時点でけっこうメルヘンなのであるが、さらにメルヘンに拍車をかけているのが……
この新大久保で売っていそうなケーキたちだ。思わず「ヒッ」と声が出てしまったほどカワイイ。カワイイでしかない。
『夏日 清新趣味』と銘打たれたメルヘンケーキシリーズ。意味はよく分からないが「夏の楽しい新作」ってなノリだろうか? 全然違ったらすみません。
・でも……カワイイだけでもない
まぁカワイければ何でもいいよね! ってことでストロベリー ココナッツ フラペチーノと『Childhood Taro Cake(チャイルドフッド タロ ケーキ)』(36元 / 約790円)のセットを注文してみた。
ユニコーンの頭っぽいデザインのチャイルドフッド タロ ケーキ。直訳すると「子供時代のおイモのケーキ」みたいな感じになる。子供時代こんなシャレたケーキを食べた記憶を持つ人もあまり多くない気がするが、カワイイからOKです。
鬼ほど甘いクリームとスポンジ。中はおイモのペースト。ペーストにナタデココみたいなツブツブしたヤツが練り込まれていて面白い。タテガミを表現するクリームは酸味がある。ツノや目は全部味の違うチョコレート。さすがスタバ、カワイイだけじゃなくて凝ってる。
フラペチーノは白とピンクの絶妙なコントラストで自撮りがはかどる。実は私、スタバのフラペチーノを飲むのはこの日が人生初だったのだが、ホイップクリームが全くクドくなく、いちごオレみたいでおいしかった。いちごゼリーがボボボ……と口に飛び込んでくる。楽しい。
ベルギー チョコレート フラペチーノも別日に飲んだ。個人的に味はこちらのほうが好みだったが、やはりメルヘンという観点においてはストロベリーに軍配と言わざるを得ない。
店舗ごとのデザインがやたら凝っているなど、とにかく「映え」がキーワードとなりそうな中国スタバ。自撮りのやりすぎで気づけば毎回フラペチーノのクリームが溶けているのは問題だが、まぁカワイイからオールオッケーである。
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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