
本日7月11日はラーメンの日! これは日本独自のラーメン文化を支えるのを目的に一般社団法人日本ラーメン協会が制定したものだ。
日本独自のラーメン文化と言えば、ラーメン専門店にあるご飯ものもそれにあたるのではないだろうか。そこでラーメン屋のご飯メニューをレポートする『ラーメシ通信』を連載している私(中澤)が、ガチでウマイと思ったラーメシ5選をご紹介したい。
・券売機に眠るラーメシ
ラーメン専門店の券売機の片隅には意外と飯ものがあったりする。心惹かれながらもラーメンを優先して結局毎回スルーの人も多いのではないだろうか。なにせ、サイドじゃないレベルのボリュームのものもある。
食べたい。でも、食べられない。これはジレンマだ。そこであえてご飯メニューに狙いを絞って注文してきたのが『ラーメシ通信』である。
隣の芝生は青いではないけれど、食べられない時は激ウマそうに見えたラーメシは、実際に食べてみるといまいちなものも結構あった。そんな中で、ガチでもう1度食べたいと思っているのが以下の5つ。
・【400円で大盛肉】ラーメンショップ幻のチャーシュー丼を食べに行ったら2日がかりに / でも、行ってよかったと思った理由
全国約300店舗と言われるラーメンチェーンの『ラーメンショップ』。その中でも珍しいチャーシュー丼があると聞いて行ったのが神奈川県綾瀬市にあるラーメンショップ綾瀬店だ。
ロードサイド店で駅から遠く、営業も15時までな上、売り切れて早めに閉店する場合もあるので幻のラーメシと言える。だが、それもあってか、食べられた際の感動はひとしおであった。
ラーメン丼よりちょっと小さいくらいの器に山盛りに盛られたチャーシュー丼はボリューム抜群。しかしながら、ごま油香るしょっぱいチャーシューにご飯が止まらず、瞬殺だった味も鮮烈に記憶に残っている。これで400円なんだから明らかに破格だ。
・ラーメン屋なのに「握り寿司」が激ウマ! 鮨らぁー麺『釣りきん』が天国すぎる【ラーメシ通信】リクエスト
リクエストで届いた神奈川県横浜市のラーメン店『釣りきん』は、ご飯メニューがなんと寿司であるという。ラーメンと寿司……どっちもガチはありえなさそうだ。きっと寿司は片手間的なものが出てくるんだろうな。と思いきや、行ってみると、どちらかと言うと、寿司屋がやってるラーメンという感じ。
魚は横浜本場市場の競り場で厳選して仕入れてるらしく、新鮮で下駄に乗って出てくる寿司のガチ感がヤバイ。ラーメンもその魚へのガチ感が反映されている煮干しラーメンなのであっさりとしていながら出汁は強くコクがあってウマイ。
ラーメンと寿司どっちもこれほどガチなのは、下手したら現代の日本食文化を代表する店と言える。まさに美味しいとこ取り。こんなことが可能なんだなあ。ハイブリッドすぎて横浜に住みたくなった。外国人を連れて来たら喜ぶに違いない。
・【ラーメシ通信】二郎インスパイア系・立川マシマシのご飯メニュー「マシライス」が肉の海! 総本店に行った結果
濃厚パンチ力系のラーメンはほぼ食べない派なのだけれど、リクエストが届いたので行ってみたのが二郎インスパイア系『立川マシマシ』。床つるつるの総本山みたいな立地で入る前から胃腸がビビり上がっていたのだが……
マシライスはそんな私でもウマかった。その実態はライスの横にひき肉のニンニク炒めが添えられたもので、だくだくとした脂と甘辛い味付けがご飯をガツガツ進ませる。中毒性で言うなら、この中でも随一の味と言えるだろう。
また、地味にご飯の粒が立っていてベチャッとしてないのも良い。結果的に胃腸が悲鳴をあげることもなく、食後の食べ心地も悪くなかった。立川で昼を食べるタイミングがあったらまた行きたい。
・「ラーメンよりウマイ」と噂の、せたが屋『深谷ネギカレーライス』が衝撃の味! 高速道路SA店限定の幻のラーメシ
ラーメン業界で1つの地位を築いている『らーめんせたが屋』。実はせたが屋グループの社長はカレーマニアであり、ファンの間でも密かに「サイドメニューのカレーがウマイ」と言われている。
ミニカレーだけだったりそもそもカレーがなかったり店舗によってメニューはマチマチなのだが、埼玉県の高速道路サービスエリアpasar蓮田店にある『深谷ネギカレーライス』は激ウマ。
とろとろカレーはコクのパラダイスなだけでなく、たっぷり入った深谷ネギが爽やかさをプラスする。そのコクと爽やかさのハーモニーでご飯瞬殺。地域の名産も取り入れているところもポイントが高く、カレーマニアと言うのは伊達ではないと思わされた。
・【ラーメシ通信】らあめん花月嵐のご飯メニュー「鉄板イタめし」が泣ける理由 ──幾千の夜を越えて再び巡りあった静寂──
こだわりのラーメンが乱立しているせいで入りづらい店も多いけど、そもそもラーメンって庶民的なのが魅力の1つだと思う。そんな庶民的な感情に訴えかけてくるのが『らあめん花月嵐』のご飯メニュー「鉄板イタめし」だ。
ニンニクバター味は炒飯みたいな味なのだが、これの醤油バター味がとても良い。ちょっと贅沢なバター醤油ご飯という感じのその味はむせび泣かずにはいられなかった。
バター醤油ご飯に助けられたことがある人は当時の記憶すら蘇る味なのでぜひ食べてみて欲しい。らあめん花月嵐は全国に232店舗あるので、気軽に食べられるところも魅力と言えよう。もう1度食べたいというか、すでに結構リピっている。
──以上、ラーメンの日を記念して厳選してご紹介させていただいた。連載を見返していて思ったのだが、もはや「ラーメン屋のご飯ものと言えば炒飯」という時代は終わりつつあるのかもしれない。
ラーメン屋の券売機に眠るメシ、略してラーメシ。日本独自のそのバリエーションの豊かさにもまた個性が感じられる。ピンと来たものがあればラーメンの日であるのも縁だ。ぜひ食べに行ってみてくれ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
中澤星児
















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