観光や出張など、宿泊先選びの決め手となるのが「朝食」だ。その土地ならではの食材やご当地メニューなど、自慢の朝食を売りにするホテルは少なくない。しかし、今回宿泊したホテルはレベルが違う。なんと……

ロイヤルホストの朝食ビュッフェが食べられるのだ。つまりロイホの食べ放題である。和洋中なんでもござれでドリンクバー付き。って無敵かよ。もちろん朝食以外も良かったので詳しく紹介したい。どこのホテルかと言うと……

リッチモンドホテル横浜駅前である!


JR横浜駅の「きた西口」から徒歩約2分、「西口」から徒歩約4分の場所にあるリッチモンドホテル横浜駅前。西口から行くなら、モアーズの建物右側沿いを進んで鶴屋橋を渡ったらもうゴールだ。立地の良さも同ホテルの特徴だろう。

今回は朝食ビュッフェ付きのプランで1泊約1万1000円。横浜駅から徒歩圏内のホテルの中では高くも安くもない価格だと言える。いや、ロイホの朝食ビュッフェが楽しめるので「安い」と言い切ってしまっていいだろう。

ちなみに2名1室なら1人8000円前後。早割等のプランもあるので詳しくは公式サイトをご覧いただきたい。


・無料でグレードアップ

さて、スタンダードシングルの禁煙ルームを予約したのだが、たまたま空きがあったらしくツインの禁煙ルームに無料でグレードアップしてもらえた。ラッキー。

アメニティコーナーで歯ブラシや入浴剤等を確保。化粧水や乳液は「雪肌精」だ。全然詳しくない私でも「ガッキーのCMのやつ」ということくらい分かる。ガッキー気分で客室へ。


ガチャッ



おおおおおおおお……


良いですね〜〜〜〜。


大当たりである。ツインにグレードアップしたので大きなベッドが2台。さらに洗面台・浴室・トイレはそれぞれ独立。ベッドは定番、世界のベッドとして愛されるシモンズ製。重厚感のある落ち着いた雰囲気の客室だ。ガッキーも満足。


しかし館内着はビジホ特有の「膝丈のワンピース」。このワンピースだけはどうも好きになれない。やはり男たるものズボンをはかないと落ち着かないのだ……知ったことではないかもしれないが。


・テレビをつけると

テレビをつけてみた。動画配信サービスの他に、たとえば「ランドリーの使用状況」なんかも確認できるもよう。空き状況だけでなく「残り時間」が確認できるのはナイスだ。同じく「レストランの混雑状況」も確認可(朝食時)。


・浴室

大浴場はないが、広々としたバスルームは快適。開放感があるしフロントでゲットした入浴剤を使うことで温泉気分も味わえる。植物系の自然な香りに癒されたし肌がしっとりと潤った。


風呂上がりの雪肌精でついにガッキーモードに突入。透明素肌へまっしぐら……とにかくよく眠れそうです。おやすみなさい。


・ロイホの朝食ビュッフェ

──と、ここまではほぼ前置きだ! ついに本編「ロイヤルホストの朝食ビュッフェ」が始まる。コンディションを整えて朝食会場へ。会場となるのは2階のロイヤルホスト。

朝食時間は6時30分から10時まで。10時30分から11時の間は一時閉店となり、11時から通常モードになるという。なお、朝食券は期限内ならいつでも使えるらしい。なんならホテルに宿泊しなくても大人1名2000円で利用できるようだ。


冒頭で少し触れたように、和洋中なんでもござれの超豪華ラインアップ。

注目はロイヤルホスト定番のお店で1枚ずつ丁寧に焼き上げる「パンケーキ」や「ジャワ風ビーフカレー」だけでなく……

彩り鮮やかなフレッシュサラダ、上海焼きそば、辛子明太子、玉子や焼き魚などもズラリと揃っている。

点心類は横浜駅前店限定。聞けば、50〜60種類とのこと。ドリンクも含めたらそれ以上だ。

もちろんどれもロイホクオリティなので、一言でいえば現代の竜宮城である。

ガッキーモードから浦島太郎モードへ切り替えた私は無我夢中で食べまくった。

宿泊者限定じゃないから「朝デート」にもいいかもね。持ち帰り用のコーヒーもあったぞ。


・チェックアウト

そんなわけで、満足度の高さは異常だった。今日も1日パワー全開で頑張れそう。チェックアウトは自動精算機にカードキーを入れるだけ

追加精算がなければ0円と表示されるので、そのまま確認ボタンを押せばチェックアウト完了だ。

ホテルから出たら、すぐ目の前が横浜駅。うーむ最高に便利。横浜駅周辺で宿探しをする際の第1候補となるだろう。ちょっとリッチな気分を味わいたい時にいかがだろうか。


・今回ご紹介したホテルの詳細データ

名称 リッチモンドホテル横浜駅前
住所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-13-7

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.