自宅で年始のチラシを見ていたところ、気になる1枚を発見した。
それがドン・キホーテの初売り。限定の割引商品に加え、数量限定で500円や1000円といった手軽な福袋がたくさん販売されているみたい。
ドンキといえば驚安(きょうやす)の殿堂。イイものある予感がしてちょっくら様子を見に行ってみたら……うそぉっ! 宝箱を発見しちゃったよ!!
・ドンキの初売り
ドンキの初売りは、500円~30万円ほどの福袋を販売している。
安いものは靴下の詰め合わせ、高いものは家電やブランド品など。ドンキの幅広い品ぞろえがそのまま反映されているので、誰でもなにかしら欲しいものが見つかりそうな雰囲気だ。
そんなワケで事前に買うものを決めることなくフラッと立ち寄ってみたところ、5万円以上するような比較的高い家電も売り切れていて、年末年始特有の景気の良さがある。
たしかに家電も欲しいけど、うぅ~ん。できたらもっと気軽におめでたい気分が味わえる福袋が欲しいなぁ。
……なんて思って歩いていたら、こんなものを発見しちゃった!
うわぁ、宝箱だぁ~~っ!!!!
商品説明によると「任天堂スイッチのソフトやおもちゃ、文具、キャラクターグッズなどが入って税抜498円」。今年1発目の運試しをするには手軽でちょうどいいな!
6色分を購入して合計2988円(税込3286円)をお支払い。
なにが入ってるかな~? マリオとかカービィとかのソフトが入ってたら嬉しいのになぁ!
・宝箱を開封してみた
宝箱のパッケージは 裏までドット絵が描かれて意外と凝ったデザインで、ゲームみたいでテンションが上がる。
さっそくひとつずつ開封していこう。
よっしゃ、エエもん当てたるでぇ~~~っ!!!!
まずは 振るとカシャカシャ音がする緑の箱から。
包装紙を剥ぐと、中は白い無地の箱。
記念すべき1個目。いい物が入っているかどうかも気になるが、宝箱の方向性を把握するという意味でも大きい意味を持っている。
ドキドキドキドキ……
ジャジャン!
・マジカパック エピソード2L
・マジカパック エピソード1R
・マジカパック エピソード2R
・フラフープアンパンマン
ゼンマイを巻くとアンパンマンがフラフープを回すおもちゃと、2年ほど前に発売されたらしい『マジカパック』というカードゲームの組み合わせ。
2年前のカードゲームと聞くとなんとなく「売れ残りかな?」という言葉が頭をよぎるも、そもそも福袋ってそんなもんだよね。それよりも開封する時のドキドキ感にお金を払ったような感覚があるし、なにより498円という価格からまったく悔しくない。
ローリスクローリターンのギャンブルをしているような気分で 結構楽しいな。
続けてどんどんいこう。紫の箱!
軽いカタカタ音は 先ほどの青い箱と似ているが、
今度はどんなものが入っているのかな?
……って、
まったく一緒じゃん!!!!!!
うぅぅーん。まぁ、偶然中身がかぶっちゃうことだってあるんだろう。記事的には嬉しくないけど商品の性質上仕方がないことである。
気を取り直してピンクの箱。
今度こそは違う中身だよな?
訝(いぶか)しんでいるのには理由があって、箱を振った感じ、アンパンマンとまったく同じようなカシャカシャした軽い音がするんだよな。
さすがに3連続同じ中身は止めてくれよ。頼むぞドンキ、頼むぞ私のくじ運!
ヤァーーーーッ!!!!
うわっ! 車だぁ~~~~~っ!!!!!!
思わず男児のような反応をしてしまったが、出てきたのはチョロQ。
しかもただのプルバック式のチョロQじゃなくて、裏にオンオフのスイッチが付いている電動車だ。
後ろに引く回数によって車の動きを変えられるってことなので、試しに3回引いてみると……
えっ、ええぇ~~~っ!? スゲェッ!!!!!!!!
おわかりいただけただろうか。車がちょっとバックした後グルグルとスピンしたのだ。まるでマジック。今どきのおもちゃってこんなに進化してるのかよ!?!?
イイ感じの流れだ。続けてどんどん行こう! 赤!!
アンパンマンのセットでした~。
マジカパックって、こっちが「マジか」って感じだよ~!
黄色!
プリキュアの『プリティアミュレット リフィル』
……って、なんだ?
ひっくり返すと後ろに商品説明があって、それによると「別売りのプリキュアミレットにセットして使うリップバーム」とのこと。
コレだけじゃ使えないじゃん!!!!
「売れ残りなのは構わないけど、単体で使えないものを入れないでくれよぉ」なんてボヤきながら……
ラストの水色!
頼むぞ、今回の記事の後味はお前の中身にかかってるんだからな~!
パカッ
「……?」
未知のアイテムが出てきて無言の時が流れてしまったが、調べてみたところ『ぷにるんず』というゲームのキャラクターのぬいぐるみであった。
──あっ、コレは数年前にバズっていたのを見たことがある!
たまごっちみたいな育成系の携帯ゲーム機で、本体にあいた穴に指をつっこんで「ぷにぷにボタン」を触って操作するのが衝撃的だったんだよな。
ぬいぐるみ自体はメーカー希望小売価格が1650円で、今回引き当てた中ではチョロQと並んで高額商品だ。
・気軽にドキドキできちゃう
6箱の中身をズラッと並べてみるとこんな感じ。
個人的にはチョロQとぷにるんずが当たりだったかな。
改めて見てもアンパンマン3体の迫力はあるが、考えてみれば どんな子供もほぼ必ず好きになる国民的キャラクターの絶対的エースなので、たくさんもらってもそれほど困らない予感がしてきた。
ということで 大満足とまではいかないが、気軽に福袋のドキドキを味わえるドン・キホーテの宝箱。来年も見かけることがあったら、つい手が伸びちゃいそうな予感がしている!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼余談だけど、文具福袋とお菓子福袋(それぞれ税抜1000円)を姪っ子に買って帰ったらそれなりに喜んでくれた。お正月に株を挙げるには最適かも!?