新年早々、そして開店前からエグいことになってんなぁ……! 私はファッションセンターしまむらの入り口に向けて並んでいる行列を見てそう思うしかなかった。

さすがというか、相変わらずの人気。マッハで売り切れる福袋の1つにしまむらがあるのは福袋界で有名な話(当社調べ)だが、どうやら今年も激戦らしい。で、並んだ甲斐あってなんとか無事にゲットできたのでその中身をお伝えしたい。

・しまむらの福袋ラインナップ

私が訪れた店舗の福袋は全部で23種類が売られていた。内訳としては婦人が11点、紳士が5点、女児3点、男児2点、ベビー2点といったラインナップだ。


婦人比率がハンパないなというのはさておき、私は去年の福袋から引き続きメンズの「TOUR STAGE」のものを買ってみた。これなら何がどう違うのか比較しやすいはず。


ただ、買った時点で気になることが1つあって……



・しまむらの福袋の中身

11000円で価格こそ去年と同じだが、12点から10点にモノの数が減っていることである。一概に損してるとは言えないものの、この不景気……やっぱりしまむらでも……と思いながら福袋を開けたら……うわあああぁぁぁぁ!!!!

ホントに減ってるのかコレ!?


・中綿ジャケット
・薄中綿ベスト
・トレーニングジャケット
・ハーフジッププルオーバー
・長袖Tシャツ
・キルトパンツ
・トレーニングパンツ
・キャップ
・ネックウォーマー
・バッグ


──と減っているのを感じさせないパンパンぶり。去年とザックリ比較したらベルト、ポーチ、ミニトートあたりがなくなったのが違うくらいの差だから、お得度的にはほとんど変わっていないと言えるかもしれない。しまむら相変わらずヤバすぎである。



・どこまでコーデできる?

さて、とりあえず着てみることにしたのだが、ここからヤバさは加速。10点もあればソロで着られるはずもなく……

2人目のコーデまで狙えて……いや……


狙えるどころか余裕でイケちゃうのがしまむらなのだ。11000円で足元以外、すべて しまむら でコーディネートできてしまった。もう何がどうなっているのやら……!



てなワケで今年もお得感がハンパなかったしまむらの福袋。婦人に関しては瞬殺で売り切れていたし、紳士ほかも1つまた1つとなくなっていた。

ただ、それもそのはず開封したら実際に使えるものが多い。数撃ちゃ当たるじゃないが、それでいて使えるものがあるのも人気の理由なのだろう。営業初日の開店前から行列になるのも改めて納得したのだった。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.