年末年始の帰省で羽田空港を利用する人は多いと思う。

重い荷物を持って長時間ウロウロしたくないので、私はお土産を羽田空港で買う派。しかし、気の利いたものを買いたくても羽田には地方のデパートでも買えるお菓子が混ざっている……。

長年、羽田を利用していて、「これは美味いので見かけたら絶対買い」と思っているお菓子がひとつあるので紹介したい。

ただし先に言っておくと、東京のお菓子ではないのであしからず。

・鹿児島の「ラムドラ」

そのお菓子の名は「ラムドラ」(378円)。紫と金のちょっとレトロなパッケージが特徴である。「ラムドラ」のぽってりとした書体がたまらない。

なんとも不思議な名前であるが、「ラムレーズンドラ焼き」の略である。

これは鹿児島県・日置市の梅月堂という和菓子店の銘菓なのだが、近年、東京でジワジワと人気を集めているお菓子なのだ!

西武池袋の地下とか、全国の銘菓を集めたコーナーなどでも人気の商品。

ジャンルは違えど、個人的に「クルミッ子」の次は「ラムドラ」が来る……とふんでいるお菓子でもある。



・ラム酒がしみた大人の味わい

このラムドラの特徴は、これでもか!というほどラム酒がふんだんに使われているところ。

あまりにもしっとりしているので、透明のカップに入っている。封を開けた瞬間から芳醇なラム酒の香りがブワ〜っと広がる。


まず、ドラ焼きの生地自体にラム酒がしみしみ。手で持ったらしっとりしすぎて崩れそうな、なんとも絶妙なしっとり感である。


そして、中のつぶあんにもラムレーズンがたっぷり入っている。とはいえ、レーズン独特の酸味などはあまり感じられない絶妙なバランス。


とにかくラム酒がガッツリきいているので、一個食べると軽く酔っ払いそうなほど。酒を飲んだあと特有の、胸のあたりがカーッと熱くなる感覚があるので、お酒が弱い人は要注意。


和風だけど、香りは洋風……。ドラ焼きが苦手な人にこそ勧めたい大人のドラ焼きである。よくあるブランデーケーキよりよっぽどお酒が強い感じがするのは、酒どころの鹿児島だからだろうか?



・季節限定の「ぬれドラ焼き」も

ちなみに、お酒が弱い人やレーズンが苦手な人には姉妹品の「ぬれドラ焼き」がおすすめ。


こちらもしっとり系のドラ焼きなのだが、季節によって味が変わる。以前は抹茶とホワイトチョコのものが売られていたが、冬場は和栗になっていた。


「ラムドラ」、「ぬれドラ」は羽田空港に何か所かある色んなメーカーを集めたお土産売り場で販売されているので、見かけたらぜひ食べてみてほしい。(だいたい冶一郎のバームクーヘンのバラ売りの近くに置いてある)

ぶっちゃけ私は機内で自分が食べるおやつ用にも余分に1個買っている。東京でわざわざ鹿児島のお菓子を買わなくても……と思われそうだけど、こんな洒落たお菓子、東京にだってなかなか無いよ!

そして逆に聞きたい。「ラムドラ」が売ってる鹿児島の日置市に行くことが人生に何回もありますか?と。

東京のお菓子でないにも関わらず、羽田空港にあるのも納得。お酒好きにも甘党にもおすすめできるお菓子である。


参考リンク:梅月堂
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
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