冬といえばイルミネーションである。空気が澄んでいるうえに夏よりも夜の時間が長い冬は「イルミネーションを楽しむための季節」と言っても過言ではない。とはいえ、寒い中わざわざ混雑するスポットに行くのは嫌なんだよなー。それならもう……
近所にイルミネーションを飾るしかねえ! ってことで、手始めにゲオで購入した「ソーラーイルミネーションライト100球(1078円)」を2種類(ゴールド・ミックス)飾りつけてみることにした。素人でも簡単に設置できると思うが、果たしてどんな感じになるのだろうか。
・ゲオで買ったイルミネーションライト
ゲオで購入したイルミネーションライトの特徴は、パッケージ曰く「ソーラー充電」「自動点灯」「点滅・点灯切替」とのこと。日中約8時間の充電で、点灯時間約6時間・点滅時間約8時間だという。コードの長さは約11.6メートルらしい。けっこう長い。
とりあえず、ソーラー電池で電気代0円なのはナイス。しかも操作が楽(自動点灯)だから初心者向きだろう。調べたところ、アプリでファンタジックに演出できるイルミネーションもあるようだ。そういうプロ仕様のイルミネーションもいつかは扱えるようになりたい。
・準備はめっちゃ簡単
さて、箱の中には「ソーラーパネル・イルミネーション」と「支柱」が入っていた。
パネルの裏に支柱をセットをすれば準備は完了。
束になっているコードには100球ものイルミネーションライトが付いている。そういえば、パッケージにはギラギラに光り輝くツリーが写っていた。100球がどれほどの規模感なのか分からないが、理想としては同じくらい光ってもらいたい。というか……
そうでないならパッケージに「ちなみに、このツリーにはイルミネーションライトを5000球使っています」のようなアドバイス・注意書きを入れてほしい。なぜならパッケージのようなイルミネーションを楽しむために購入したのだから。
・光の庭にしたいぞ
イルミネーションを飾りつけるのは近所の広場。もちろん所有者に許可を取っている。「合計200個(約23メートル)のイルミネーションライトでクリスマス感を演出します」と伝えておいた。
まずは邪魔にならないところに支柱を挿して、ソーラーパネルを設置する。
次にコードを伸ばしてから無造作に巻きつけていく。んで、分かったのが……
11.6メートルは意外と短いってこと。
一直線に伸ばしたらそれなりに長いが、一直線に伸ばすわけにはいかない。いくら素人でもそれくらいは分かる。ゆとりを持って巻きつけるのがポイントなのだ。たぶん。
結果的に想像の半分以下のエリアしか設置できず。ゴールドは広場の柵に、ミックスは樹木に巻きつけておいた。きっとクリスマスツリーのような雰囲気になるだろう。今夜が楽しみ。
・数時間後
その日の夜、ふたたび広場に行ってみると……
…………
ポツン、ポツンと蛍が舞うようにライトが点滅していた。良く言えば幻想的、悪く言えばスカスカだ……光の密度が高い方が見栄えが良い気がする。パッケージと比べるとかなり寂しい雰囲気が漂っているが、まあこんなものなのかもしれない。
そういった意味では、ミックスライトを巻きつけたツリーの方がまだ華やか。いや、もっとフサフサした木にライトを巻きつけた方がクリスマスツリーっぽく見えただろう。全体的に課題の残る結果となった。
それでも電気代ゼロで楽しめるイルミネーションは面白い。10メートル程度なら回収も再設置も簡単だ。さらに戦略を立てて広場を光の庭にしてみせるぞ。戦いはまだ始まったばかり!
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.