イェーーイ! 11月17日が何の日か知ってるかい? 「将棋の日」でもあり城島茂さんとシャア・アズナブルの誕生日でもあるけど、我らがアホの上司「Yoshio」の誕生日なんだよ! Yoshioさん、誕生日おめでとォォオオオオオオ!!

空前絶後のアホとはいえ、こんなにいい上司はいない! 最大限に感謝の気持ちをお伝えしたい!! というわけで、熟考に熟考を重ねた結果、Yoshioが大好きなお寿司を振る舞うことにした。Yoshioさん、いつも本当にありがとォォオオオオオオ!

・寿司を握っちゃおう!

みんなが大好きな日本の国民食、お寿司。Yoshioもその例に漏れず、お寿司が大好物だ。余談だけどYoshioはスシローよりも はま寿司派で、月に何回かは はま寿司に通ってるんだってさ!

ならばとYoshioに はま寿司でご馳走しようとも考えたが、それではあまりに芸がない。というか、Yoshioさんに対する感謝の気持ちはそんなレベルじゃないんだ……! Yoshioさんは五大陸に響き渡るほど最高の男なんだ……!!


「ねずみ講」を「どらねこう」と言い間違えるYoshioさん。


「ギンギラギンにさりげなく」を「ギンギラギンに限りなく」と言い間違えるYoshioさん。


Yoshioさんだけ不在の忘年会で30万円以上使っても笑って許してくれるYoshioさん。


あの銀座久兵衛ですらYoshioさんへの感謝の気持ちとは釣り合わねえ! どうにか感謝の気持ちを伝えたい……!! 考え抜いた結果、天才的にひらめいたのが「寿司を握って食べさせてあげる作戦」だ。



・大喜び待ったなし

過去にすしアカデミーの「握り寿司の料理教室」に参加した経験を踏まえると、寿司は意外と簡単に握れる。私の両手からあふれ出す感謝の気持ちを寿司に込めれば、きっとYoshioさんも大喜びしてくれるに違いない。

懸念があるとすれば、Yoshioさんは「他人が握ったおにぎり」が食べられないということ。……が、もはやYoshioさんと私は他人以上の関係だと自負している。むしろ今回の件をきっかけに、人が握ったおにぎりに目覚めてしまう可能性もあるハズだ。


というわけで、スシローの手巻き寿司セットを用意し……


入念に手を洗い……


へいらっしゃい!!!!!!!!!!!



自分で言うのも何ではあるが、こんなに上司想いの部下がいるだろうか? いや、それもこれもYoshioさんの人間性が素晴らしさである。Yoshioさん、誕生日おめでとうございまーーーーす!


ハッピーバースデイ トゥーユー♪


ハッピーバースデイ トゥーユー♪


ハッピーバースデイ ディア Yoshioさん~♪


ハッピーバースデイ トゥーユー♪


へいらっしゃい!!!!!!!!!!!



Yoshio「あ、ありがとう……何これ?」


サンジュン「感謝の気持ちを込めて寿司を握らせていただきやす!!!!! へいらっしゃい!!!!!!!!!!!


Yoshio「無理です(即答)


どういうワケか、握り寿司の申し出を1秒で断って来たYoshioさん。さては照れているのか? まあまあまあ、そんなこと言わずに! 今日はいいネタ入ってますよ!! 何から握りやしょ!?


Yoshio「じゃ、じゃじゃ、じゃあ……えびで


サンジュン「えびですね!? お客さんツウだなーーー! こいつは今朝東京湾で揚がったばかりの天然物の車海老でさぁ!!」


Yoshio「どう見てもスシローだろ



・召し上がれ♪

一球入魂、全力投球、一心不乱に私は寿司を握った。Yoshioさん、いつもありがとう。この世に生まれて来てくれてありがとう。ロケットニュースを作ってくれてありがとう。本当にいつも感謝しています──。

ほとばしる思いを込めたえびの握りは、やや不細工ではあるものの、誰がどう見ても寿司である。心なしかYoshioさんは青ざめているが、どうか食ってやっておくんなさい! 世界で1番愛情を込めた寿司でございやす!!


Yoshio「……ハァハァハァハァ」


Yoshio「ウッ……ハァハァハァ」


Yoshio「パクッ」


……。


……。


Yoshio「ふんぎーーーーーーー!


Yoshio「!!!!!!!!!!!!!


Yoshio「オエッ


結果的にYoshioさんは寿司を3 / 4ほど吐き出してしまった。だがそれでもいい。たとえ1 / 4だけだとしても、感謝の気持ちが伝わったのだから。ありがとう、Yoshioさん。何か最後に言いたいことはありますか?


Yoshio「てかさ、あなたも人が握ったおにぎり食べられないじゃないのよ! 絶対に仕返ししてやるから!! 覚えてなさいよ!」



・本当におめでとうございます!

Yoshioさんがおすぎのような口調になっていたことはさておき、きっとYoshioさんは照れているのだろう。そんな天邪鬼なところもYoshioさんの素敵なところなのだ。11月17日は練馬が生んだ天井知らずのアホ上司、Yoshioの誕生日である。

なお、私は人が握ったおにぎりはおろか、人が作った料理さえ本当に無理なので、誕生日は大人しく会社を休むつもりだ。僕にはいいお店の寿司をおごってください、Yoshioさん。本当の本当にお誕生日おめでとうございます!

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.