秋が深まり、いよいよヌーボーの季節到来である。私も2023年秋限定のヌーボーをゲットするため、早足でやってきたのは新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」。なんでもギフトショップで店頭に並んでいるらしい。1番オススメの商品なのだとか。旬ですからね。

ちなみにバスタ新宿では350円で売っていた。まとめ買いの方がお得で5個1350円のセットもあり。せっかくだからセットを購入。なんせ「スタッフも大絶賛!」とのことだったので。ってことで今回は、バスタ新宿で大人気のヌーボーを紹介したい。

・ヌーボー

もちろんヌーボーはヌーボーでも、1年に1度のとれたて新小豆を使った「どら焼きヌーボー」のことである。2023年10月27日に解禁されたばかりの “最強どら焼き” だ。

今年で19年目。北海道十勝の冷涼な気候と豊かな大地で育った新小豆は、この時期にしか味わえないみずみずしさがあり、香りもふくよかなのが特徴とのこと。1度でも食べたら毎年秋が待ち遠しくなるという。1カ月で10万個売り上げたそうだ。確実に中毒性がある。

そんな食欲の秋にふさわしい絶品スイーツを5個セットで購入。パッケージに描かれているのは十勝地方の秋の風景だろうか。さっそく袋から1つ取り出すと……



・北海道どら焼きヌーボーを実食

生地がふっくらしているのが分かる。そして、いかにもドラえもんが好きそうなシルエットをしつつも、ヌーボーの名にふさわしい品格を漂わせているではないか。ただものではない……と素人でも一瞬で判別できるハズだ。やはり旬の十勝はレベルが違うのか。

なるほど、手に持つと弾力としっとり感に驚かされる。まるでパンケーキのようなふわふわ感。空気の入れ加減が絶妙……これぞ職人のテクだと言える。

いやしかし、ほわほわ & しっとり食感の生地はあくまで脇役。「毎年秋が待ち遠しくなる」と言わせる美味しさの核は、豆の粒感を残したあんこなのだ。職人たちは、素材の良さを引き出すために炊き方を細かく調整していると聞く。実際に食べてみると……

なるほど、食べた瞬間に豊かな小豆の香りが広がる。これがとれたてフレッシュな新小豆だからなのか。美味しいなあ。

生地自体の甘さはやや控えめだが、それが新小豆のすっきりとした甘さとみずみずしさを引き立てている。やはりヌーボーと名乗るだけあって品が感じられる味わいだ。それでいて意外とボリュームがある。



・公式サイトでも販売中

大人も子供も満足できるバランスの取れたどら焼きと言えるだろう。今が旬の美味しいどら焼きは、甘いのが苦手な方でも満足できると思うので手土産や贈り物にもオススメ。

どうしても気になる方は、公式サイトでも販売中(タイミングによっては完売しているかも)なので早めにチェックしてみてほしい。1度食べたら秋の訪れが楽しみになるぞ。


参考リンク:北海道どら焼きヌーボー2023
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.