睡眠計測ゲームアプリ『ポケモンスリープ』がリリースされて3カ月が経過しました。どうですか、みなさんスリープやってますか? 私の周囲だと10人が始めて今でも続けているのは「3~4人かな?」といった感覚です。
私自身も「ポケモンGOに恩恵があるからやっている」……と思っていたのですが、ぶっちゃけかなり『ポケモンスリープ』にハマってしまいました。どうやら私は「ポケモンスリープの楽しさ」に気付いてしまったようです……。
・邪魔にならない
基本的にポケモンスリープは「かなり緩いゲーム」と言っていいでしょう。なにしろ寝ることが基本なので、そこまでガツガツ進められるゲームではありません。当初は私も物足りなさを感じていたことを正直に告白しておきます。
一方で、私のように他のゲームをがっつりプレイしている人間にとっては「邪魔にならなくていい」という側面もあるんですね。今ではGOとスリープの二刀流で、私なりにポケモン三昧の1日を送っているところです。
・ハマった理由
さて、ではなぜ私はポケモンスリープにハマるに至ったのでしょうか? 一言でいえば「想像以上にゲーム性が高いことに気付いた」。そう、ポケモンスリープは単に寝ればいいだけのゲームではなかったのです。
まあ、もちろんシンプルに「睡眠計測アプリ」としても利用は出来るんですが、実はゲームとしてのやり込み要素がメチャメチャあるんですよ。浅い知識しか持ち合わせていないんですが、私なりにポケモンスリープの楽しさをご案内しましょう。
・ここで沼る
まずポケモンスリープは「ポケモン育成ゲーム」だと思ってください。カビゴンはあくまでシンボルであり、カビゴンを補佐する「お手伝いポケモン」たちを育てる育成ゲームなのです。
お手伝いポケモンは5匹でパーティを組めるんですが、その役割は様々。「きのみ集め」「食材あつめ」「スキル担当」「回復係」などなど多岐にわたりますす。ただお気に入りのポケモンを入れているだけだと、なかなかいい結果は出ません(それもいいけど)。
そこで重要になって来るのが「厳選」です。ポケモンの特徴を把握し、それぞれのステージに合ったポケモンを育成していく奥深さがポケモンスリープにはあったのです。この「厳選」こそが、ポケモンスリープの最も楽しく、最もキツいところと言えましょう。
・マジ無理ゲーだけど
具体的にはポケモンの特徴に合わせ「性格」「サブスキル」「食材」を選んでいきます。同じポケモンでも性格やサブスキルが違うと、後々の育ち方に大きな変化があるとのこと。「どうせ育てるならいいポケモンにしたい」と願うのは、全てのポケモントレーナーの性(さが)なのです。
……が! 厳選がメチャメチャ難しィィイイイイイ!! マジ無理ゲーーーー! というのも、性格だけでも20種類ありますからね? 特定のポケモンに向いた性格がドンピシャで来る確率は、4 / 20程度なのです。
そこに完全ランダムの「サブスキル」が加わるので、欲を言い出したらキリがありません。サブスキルはレベルによって5つが解放されるんですが、特に序盤で解放されるサブスキルは超重要。「性格」と「サブスキル」の両方を満たすポケモンは「滅多に出ない!」と断言しましょう。
というか、ポケモンを仲間にすること自体が希少で、お金のかけ方にもよりますが、私の場合は「1日1匹」といったところでしょうか? もちろん1匹も仲間に出来ない日もザラにあります。そこからの厳選ですから、ね? 無理ゲーでしょ?
・ハマったときが超快感
逆に待ちに待ったポケモンが現れたときの喜びもハンパではありません。「お前の面倒は俺が一生みる!」くらいの気合いは入ります。徐々に徐々に、ゆっくりとゆっくりと理想のパーティを作り上げていくのが『ポケモンスリープ』の楽しさだと気付いてしまいました。
正直に言って「まさか自分がこんなにドMだと思わなかった」とも感じていますが、ポケモンスリープのやり込み要素、もっと言えば「厳選」を知るとポケモンスリープにハマる人も増えていくのではないでしょうか? まずはタイプと性格をチェックしてみるといいですよ。
とはいえ睡眠が基本のゲームですので「一生終わらないな」と薄々気付いていることも事実。それでも実はとてもポケモンらしい奥深いゲームですので、気になる人はポケモンスリープにチャレンジしてみてくださいね。
参考リンク:ポケモンスリープ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Inc. c2023 Pokemon. c1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンスリープ、ポケモンGO (iOS)