2023年9月8日から開幕するラグビーW杯 フランス。あの2019年の自国開催から4年の月日が流れたことに驚きを隠せないが、もう間もなく世界が注目する2ヶ月がやってくる。開幕戦のフランスvsニュージーランドから10月28日の決勝まで目が離せない!

すでに日本国内でも少しずつ熱気を帯びているように感じるが、興味深い動画がYouTubeにアップされていたのでお伝えしたい。タイトル「10 times Rugby World Cup players became SPRINTERS!」にあるように、収録されているのはまるでスプリンターみたいに足が速いラグビーW杯プレイヤー10人だ。

・NZの司令塔から

まず先陣を切って映し出されるのは、2015年イングランド大会の決勝でオールブラックス(NZ代表)のボーデン・バレット選手が見せたプレーだ。自陣深くからカウンターが始まると1人だけ早送り再生のスピードで出てきてトライ……と、そのときのバレット選手の快足ぶりを覚えているラグビーファンも多いのではないだろうか。

ていうか、バレット選手が一発目なのかよ……とビビるが、ここから周囲が止まっているかのようなスピードでぶっちぎる韋駄天たちのオンパレード! 昔の映像もあって人によっては選手の名前を知らないこともあるかもだが、もはや説明する言葉はいらないくらいの速さである。

加速力、華麗なステップ、コース取り、トップスピードになってからのランニングなどなど、すべてが完璧。見ているだけで面白い映像になっていて、ラグビーに詳しくなくてもきっと楽しめるはず。さらにさらに……!


・日本のレジェンドも

中でも注目していただきたいのがNO3にランクインしている日本のレジェンド・大畑大介だ。怪我に悩まされた選手生活だったが、1999年のW杯(vsウェールズ)で見せたスピードは「誰も止められない」と思うようなものがある。

そしてNO2には、南アフリカ共和国の元代表ブライアン・ハバナの神速……からの〜そのハバナを振り切ってトライを決めたタクズワ・ングウェニアがトリを飾る。そうそう、ラグビーで足が速い人はウィングというポジションになりがちで背番号は11か14。これを機に覚えておこう。

なお、ラグビーW杯 フランスでプールDに入った日本代表はチリ、イングランド、サモア、アルゼンチンと対戦する。いずれも強敵揃いだが、目指すはベスト8……いや優勝だ。アツい戦いまで間もなく。日本の初戦は9月10日のチリ戦で20時キックオフ。こちらも同時に覚えておこう。

参考リンク:YouTube
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.