サントリーが白州のハイボール缶を数量限定で販売したことは記憶に新しい。あれ、美味しかったよなあぁぁぁ。

記者は散々飲んだ挙句買いだめしてしまい、まだ自宅に7本ほど保有している。こちらが人気だったから、かどうかは知らないが、なんと「山崎」もハイボール缶になったというではないか。こりゃあ、めでたい……!! 

・白州缶よりお得? 

「山崎」もハイボールになるってよ、という情報を得たのは随分と前になる。発売日は2023年8月8日だった。しかしながら近所では売っていなかったり、自身が体調を崩していたりと、なかなか購入の機会が巡ってこない。

そうして8月も半ばに差し掛かり、もういずれの店舗でも売り切れているかなと諦めかけていたその時。コンビニで発見した。やったぜ……! 気になるお値段は税別600円と、白州缶と同じだ。


ちなみにAmazonで2023年8月17日現在、白州(180mlボトル)の最安値が2800円、山崎(180mlボトル)の最安値が3565円と山崎の方がやや高め。

つまり缶で考えると、山崎ハイボール缶のほうがややお得といえるだろう。白州缶については冒頭に書いた通り、大満足の出来だったので山崎缶にも期待大だ。


・ボトルと缶で比較してみる

氷を入れて飲むべしとのことなので、その通りにして注ぐ。缶から漂ってくる香りがまさしく山崎で、それだけでもう大満足である。飲んでみると、やはり大正解。


ほのかな甘みと鼻に抜ける華やかな風味、飲み易いすっきりとした味わいがまさしく山崎だ。これは美味しい……! 

ここ最近はジャパニーズウィスキーを手に入れ辛いことこの上なしなので、このクオリティでハイボール缶を提供してくれるのであらば、ボトルよりもこちらの生産に力を入れてほしいような気さえしてくる。

しかしながら、やはり缶とボトルとでは違うかもしれない。確認する意味も込めて、ボトルの山崎を購入の上、自らハイボールを作り比較してみることにする。


上記の通り山崎ボトルはお高めなので、ぶっちゃけ開栓するのがもったいない気持ちが大きい。せめてもと、小さなグラスに入れて楽しむことにしよう。大体濃度が同じになるように調整し、飲んでみる。なるほどこれは……缶の完成度高いな、オイ。


白州缶の時も思ったことではあるが、ほぼ遜色(そんしょく)なし。ボトルの味わい深さは言わずもがな、缶……めちゃめちゃやるじゃないか。美味しすぎるぞ。

サントリーって、やはり企業努力がすごいんだなあと感心してしまった。氷を入れて飲むので、グラス2~3杯分はあるし、この味であれば決して高くはないと思う。

残念ながら数量限定とのことであるが、そう言わずに今後も折を見て販売してほしいところだ。取り急ぎ目にすることがあれば、ウイスキー好きは買うべきであると断言しておこう。

参考リンク:サントリープレミアムハイボール〈山崎〉350ml缶
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.