ご存じだろうか? 7月19日はみんな大好き、知育菓子の日だ!
混ぜたり、こねたり、固めたり。日本の知育菓子って、もはや芸術の域に達しているような気がする。
今回ご紹介するのは『すくって金魚!』。なんとお菓子だけで金魚すくいを再現できちゃう夏にピッタリのアイテムだ。金魚すくいは大好きだし、さっそく遊んでみよう~~!!!!
・大ボリュームの知育菓子
『すくって金魚!』は、クラシエの2023年新作の知育菓子。筆者が購入したスーパーでは税込248円で販売されていた。
中に入っていたのは下記の通り。
・プラスチックトレー(大きい方)
・かためるトレー(小さい方)
・スプーン
・青色お魚のもと
・オレンジ色お魚のもと
・ポイのもと
・ポイをかためるもと
・水そうゼリーのもと
材料もトレーもめちゃくちゃ多い! ついでに言うと、説明書もパッケージの半分をたっぷり使った長編だ~!!
間違いない。『すくって金魚!』は、説明書をよく読んで 手順通りに作業するスキルが試されるやつだ。
大人になると実感するけど、この “手順通りに進めるスキル” は働き始めてからも重宝する。あと、意外とできない あるいは苦手な大人も多い(筆者もその1人だ)。
知育菓子ってまさに「知育してくれるお菓子」そのものなんだなって、しみじみ実感しちゃうなぁ。
・『すくって金魚!』の遊び方
それでは実際に『すくって金魚!』で遊ぶのだが、手順が長いため ダイジェストでお送りさせてもらう。先にお伝えしておくと、準備 → 金魚すくい → 仕上げのゼリー という順番で進行するぞ。
【準備】
①プラスチックトレーをハサミで切ってポイ、お魚トレー、トレー♪、トレー★の4つにわける
トレーの端は尖って手を切りやすいので注意。このパートは保護者の方がした方がよさそうだ。
②「青色&オレンジ色お魚のもと」を溶かしてお魚トレーの型に流し入れる
型には金魚だけでなく、イカやカメといった個性豊かなメンツが揃っている。色わけで悩んでいるうちにゼリーが固まり始めるので、優柔不断は禁物だ!
③トレー★で「ポイのもと」、かためるトレーで「ポイをかためるもと」を溶かす
特に「ポイのもと」は溶けにくく、しっかり混ぜる必要があるぞ!
④お魚ゼリーが固まっていることを確認し、トレーの半分くらいまで水を入れてゼリーを型から取り外す
⑤ポイを「ポイのもと」につけてシャボン玉のような膜を作り、そのまま「ポイをかためるもと」につけて30秒待つと、
膜が固まった!
膜の丈夫さは「ポイをかためるもと」につける時間によって変わり、30秒が初心者、20秒が名人、15秒が達人向けなのだそう。
【金魚すくい】
⑥ポイを水につけて金魚すくいをする
ツルツル質感の金魚ゼリーをすくうのは意外と難しい。
「ポイをかためるもと」に30秒つけた膜は結構丈夫で、金魚が乗った状態で振っても簡単には破れない!
⑦つかまえた金魚は軽く水を切って「ポイのもと」へとうつしていく
【仕上げのゼリー】
⑧すべての金魚をすくい終わったら、「ポイのもと」に「水そうゼリーのもと」を入れ、よく混ぜる
⑨3分待って「ポイをかためるもと」を注げば、金魚入りゼリーの出来上がり!
ゼリーは夏にピッタリなソーダ味。プルプルしていて文句なしに美味しい~っ!
かかった時間は20分ほど。準備からフィナーレまで、目まぐるしく変化するポイと金魚はまるでイリュージョンだった。
細かい作業、粉と水がこぼれそうな作業が多いので、小さなお子様は保護者の手伝いが必須だろう。
……が、中には途中で手出しされることを嫌がる性格のお子様もいるはず。そういう子は、ある程度大きくなってから遊んだほうがいいかもしれないな。
クラシエの知育菓子は他にもたくさんあるのだが、パッケージに★の数で難易度の表示がある。お子様の年齢や性格に合わせて選べるので、是非夏休みにトライしてみてほしい!
参考リンク:クラシエ すくって金魚!、知育菓子の日
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
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▼ポイが破れても大丈夫。ティッシュで拭き取れば、もう1度作り直せるぞ!
▼低カロリー&高カルシウムな点も素晴らしい。さすがクラシエ!!
▼クラシエの分類によると、『すくって金魚!』の難しさは「★3」とのこと。中間くらいの難易度なのに、結構レベルが高いな!