今年早々、各方面で物議を呼んだ「いきなり! ステーキ」の福袋。詳しくは当時の記事を見ていただきたいのだが、簡単に説明すると3900円の「お食事割引チケット」が福袋という名目で3000円で販売されていたというもの。
そして今回は、モスバーガー、ドムドムバーガーに続く、「福袋の食事券を1食で使い切るプチ豪遊企画」の第3弾として、いきなり! ステーキにチャレンジしてみたぞ!
ステーキという比較的に単価が高めのジャンルで、どれだけ豪遊気分が味わえるチョイスができるか? そのラインナップを見ていただこう!
・購入した店舗でしか使用できない
冒頭で「物議を呼んだ」という理由だが、簡単に言うと、以下の3つの使用条件が「厳しすぎて使いきれない」と言う意見だった。
「1商品に1枚しか割引チケットは使えない」
「使用できる店舗は、購入した店舗に限定」
「有効期限は3ヶ月間(2023年3月31日まで)」
それが騒動の後、上記のうち
「1商品に1枚しか割引チケットは使えない」→「制限は設けず」
「有効期限は3ヶ月間(2023年3月31日まで)」→「有効期限は6ヶ月間(2023年6月30日まで)」
に緩和された。
ただ「使用できる店舗は、購入した店舗に限定」という条件だけは、諸事情により緩和されなかった。それでも900円分お得になったのは間違いない。ということで福袋を購入した、千葉県にある「イオンモール津田沼店」に足を運んだ。
今回3900円分を1回で使い切るにあたり、1番最初に目を向けたのは「ステーキのオーダーカット」。
ぶっちゃけ、1グラム10円の「リブロース(ミドル)」を390グラム分注文してしまえば、今回の企画は終了だ。ただ、そんなバカな真似をするわけがない。メイン料理に加えて、サイドメニューまで網羅して腹いっぱいになるラインナップが、この企画の醍醐味なのだ。そして3900円分ピッタリになるよう、緻密に計算してレジに足を運ぶ。
さっそくレジにて注文。「お食事割引チケット」で支払いを終える。
・3900円分のプチ贅沢
それでは、3900円分のラインナップを見てみよう。
・ワイルドコンボ(ハンバーグ150g+ステーキ150g)1590円
・スープ&ライス&サラダセット 390円
・リブロースステーキ(ミドル)150g 1540円
・黒烏龍茶 360円
これで合計は3880円。残りの20円を1グラム10円の「リブロース(ミドル)」で2グラム追加することによって、ピッタリにしようと思った。しかし、1グラム単位での調整は出来ないとのこと。
なので今回は3900円ピッタリというわけにはいかなかったものの、近い金額でメインメニューはもちろん、サイドメニュー、ドリンクまで網羅することができた。
総重量は600g〜700gといったところ。大食いレベルでいうと、そこまで多くは無いが大半は肉なので胃にズシンと、のしかかってくることが予想される。
・「肉!肉!肉!」のオンパレード
それでは実食に入ろう。以前、当編集部のP.K.サンジュン記者が久々に「いきなり! ステーキ」を訪問したレビュー記事を執筆していたが、実は私も2021年、2022年の福袋セットでテイクアウト商品は食べていたものの、コロナの影響もあり店舗で食べるのは、およそ3年ぶりくらいだった。
というわけで、まずは「ワイルドコンボ(ハンバーグ150g+ステーキ150g)」から食べてみる。
ジュージューと音を立てる鉄板。このシズル感が、いきステの醍醐味だ。さて久々の味はいかに? まずはハンバーグから……
うめぇ〜!
これだよ、これ。個人的には懐かしい味だ。何より、この肉汁の量!
その後、あっという間にハンバーグは完食。次にステーキを口に運んでみる。
うん、安定の美味さ!
ネットで「いきステは味が落ちた」という評判を見かける時があるが、私は十分美味しいと思う。何よりも、ご飯との相性が最高だ。
夢中になって食べ進めているうちに、いつの間にか最後の一切れになる。
そして、完食。
次に移る前に、スープで口をリセット。
サラダも、一気に片付ける。
で、いよいよ「リブロースステーキ(ミドル)」に挑む! ちなみに焼き方はレアだ。
さっそく、一口。
う〜ん、懐かしの味!
ソースは甘口を使ったが、ガーリックチップとの相性はバッチリ! 王道路線の「THEステーキ」という感じで、改めて店舗に来た感が込み上げてきた。
ここで残ったご飯を使って「ミニステーキ丼」にアレンジしてみる。
我ながら、最高のビジュアルに仕上げられたと思う。さっそく口に運んでみると……
幸せすぎ〜!!
美味すぎて、気がついたら完食。
そして、最後の一切れを口に運んで……
残ったブロッコリーなども平らげて……
最後に取っておいた「黒烏龍茶」で口をサッパリさせて……
コンプリート!!!
今までの「福袋の食事券を1食で使い切るプチ豪遊企画」は、今回より単価が安いバーガー類だったので、最終的には量との戦いになっていた。ところが、この「いきなり! ステーキ」での挑戦は、大食い感が全く感じられず、むしろ2皿くらい追加で注文したいくらいだった。
そんなわけで、次回来るときは「お食事割引チケット」だからというわけではなく、普通に自腹で腹いっぱい注文したいと思った次第だ。
参考リンク:いきなり!ステーキ
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.