ジャンボ! 今回は久しぶりのポテロール(ポテトパトロール)

行ってみたのは『ワフ・チキンアンドチップス(Wahu Chicken and Chips)』ってお店。場所はナイロビの街の中心部、トムボヤ通り(Tom boya street)の近くだよ。

ちなみにこのトムボヤ通り、人々を遠くに運ぶためのミニバスが数多く停車するエリアで、常に人がごった返している。

お店の入り口にはミニバスを待つ人がたくさんいて、お店のスタッフもまた入り口の近くで「旅のお供にポテトはいかが?」とお客さんを呼び込んでいる。

お店に入ると、とてもキレイ。壁もスタッフの制服も黄色で統一。さっそく店員さんに注文方法を聞いてみると、彼女は言った。


「注文と同時に、まず最初にお金を払ってください。なぜなら、注文して食べ終えたのに、お金を払わずに出ていってしまう人が大勢いたからです」


つまりはこうだ。ミニバス待ちで入店して、食べてる最中にミニバスが来ちゃったから、お金も払わず慌ててミニバスに飛び乗る人が続出したってわけ。

ケニアのポテト屋さん、たま〜に先払い制度の店もあるけど、今回の店は “しっかりとした理由” があるから面白いな〜って。



オレはポテトの価格100kes(約99円)を支払い、カウンター席に座ってポテトの到着を待った。

数分後、ウェイターがポテトを持ってきてくれたが、それは「けっこう小さい……いや、100kesにしては かなり小さいな……」というサイズだった。

ウェイターは言う。「テーブルにトマトケチャップと塩がありますので、ご自由にお使いください」と。

ポテトは、なかなか美味かった。特徴的だなと思ったのは、他店と比べて「甘い」と感じたこと。きっと新鮮で美味しいイモなのだろうけど、ちょっとオレには甘すぎたので、ケチャップと塩をかけた。

ポテトを食べ続けていると、喉が渇いてきた。でも、あらためて飲み物を注文するのが面倒なので、そのままポテトを食べ続けた。まあ、美味い。最高ではないけど、まあ美味いと感じるランクのポテトだ。

ちなみに、食べ終えたあと、特に腹は壊さなかったので安全なポテトであると言える。きっと日本人旅行者が食べても大丈夫なはずだ。甘いポテトが好きな人は行ってみるといい。料金先払い、忘れずに。クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

リクエストボックスに質問などを送ってもらえるとチャオスが喜びます。よろしくお願いします!