みんな元気セヨ! 日本が誇るハンバーガーチェーン「モスバーガー」。私(すんぴょんす)も大好きで日本にいた頃はよく食べていた。モスバーガーのトマトソースに揚げたてのポテトをつけて食べる、それこそ日常の小さな幸せってやつだったと思う。
そんなモスの韓国店があるということなので、日本のあの味が味わえるぞ!!!!!! とワクワクしながら足を運んでみたのだが……日本のとはいろいろ違ったのでご覧いただきたい。
・メニューがこちら
基本的に注文はキオスクで行う。まずはおすすめメニューから見てみよう。
左上からメニュー名を訳していくと、モスシグネチャーチキンバーガー、ホットサマーチキンバーガー、BBQプルドポークバーガー、和牛チーズバーガー、海老カツバーガー、リッチダブルチーズバーガー。そしてプルドポークバーガーの単品と芋クリームチーズサラダ。
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> 思ってたラインナップじゃない!!!!! <
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とびきりシリーズは? ライスバーガーは? ホットドッグは? みんなどこにいったの!!!?!?!?!?!?!?
1回落ち着いてよく見てみると、メニューのほとんどは私が日本のモスで見たことないものばかりで、下の方まで見てやっと日本でもお馴染みのメニューたちが現れた。
日本のモスならライスバーガーかホットドッグという割と変化球が好きだった私だが、まずは日本でも食べたことのあるバーガーと初見のバーガーを1つずつ頼んでみることにした。
・まずはお馴染みのモスチーズバーガー
モスバーガーの代表メニューである、「モスチーズバーガー」。お値段は単品で5500ウォン(550円程度)。日本では440円なので、100円程度高い。見た目は日本のと変わらないが……その味はいかがだろう。
なんか日本のと微妙に違う……。
これがモスバーガーかモスバーガーじゃないかと言ったら、間違いなく「モスバーガー」だ。だが、なんか違う……。温度感とソースの濃さなど、細かいところで違いがあった。
商品管理で違いが出ているのか、そもそもの作り方に違いがあるのかは不明。店舗にもよると思われるが、日本で食べるモスバーガーに比べると全体的に少し劣っている印象。
・ゴールデンクリスピーバーガー
続いてこちら、「ゴールデンクリスピーバーガー」。値段は6000ウォン(600円程度)。少なくとも私は日本のモスで見たことがないが、人気ベストと書いてあったので頼んでみた。
バンズにレタスやトマト、そして異様に黄色いチキンが挟まれている。では、そのお味は?
うまい!!!
けど……
これはモスか……?
不味いかうまいかというと、これはうまい。揚げたてのモモ肉にかなり刺激的な味のシーズニング(カレーっぽい?)がかかっていて、それらをマヨとバンズが包み込む。変わり種のチキンバーガーとしては合格点だ。
だけど、私が日本で食べてきたモスの商品っぽいか? と聞かれるとそれは違う。私の記憶でのモスはフランチャイズだがどこか家庭的な、なんだか懐かしくなるような味だったが……これは刺激が強すぎるような……。
・韓国受けが悪い?
日本のモスとはいろいろ違った韓国のモス。実は日本のモスが直営しているわけではなく、韓国の会社が経営している。そのためか、韓国人の味覚に合わせた韓国モスの独自商品を発売し続けている。
韓国に合わせた商品を発売しているとはいえ、店舗数は韓国全国で増えたり減ったりを繰り返していて2020年からは13店舗前後から増えていない。実は私が取材に行っていたこちらの店舗(カンナム駅店)も2023年3月に閉店したらしい。
昼過ぎにしてもお客さんが少ないとは思ったが……まさか閉店したとは……。少し残念な気持ちになってしまった。なかなか韓国で苦戦しているように見えるモスバーガー。実はバーガー激戦地、韓国で生き残れるだろうか。それでは読んでくれてカムサハムニダ!
参考リンク:韓国モスバーガー公式サイト(韓国語)、モスバーガー公式サイト
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.
▼ポテトは日本のモスとほとんど変わりない
▼チキンナゲットは日本のモスとは全く別のものが出てきた。
▼「から揚げチキン」という初見のメニューも
▼「モスチーズスパゲティ」という違和感しかないメニューもあった。