業績不振が続くモスバーガー。同社の業績回復のカギは「ライスバーガー」にあると、私(佐藤)は勝手に思っている。なぜなら、ライバルチェーンにはないオリジナルの味だからだ。個人的にも焼肉ライスバーガーは好きなので、ぜひともそれで攻めていって欲しいと願っている。

モスの将来を案じているなかでモスカフェに行ってみると、驚きの商品があることを発見した! それは、焼肉ライスバーガーを解体した、焼肉ごはんである! なぜもっと大々的にこの商品を打ち出していかないんだッ!! 実際に食べるとウマいじゃないか。これを今すぐ全国販売すべきだ。業績V字回復も夢じゃないぞッ!! モスよ!

・モスカフェのごはんメニュー

モスカフェのごはんメニューについては、過去にP.K.サンジュンがレポートしている。彼はタコライスを発見して、「専門店を開くべき!」と豪語していた。さらに彼はレポート当時(2016年3月)、近くにあったら週2で通うとまで言っていたのである。そう言わしめるほど、モスカフェのごはんメニューのポテンシャルは高いのだ。


・アピールせんかいーッ!

そうとは知らずに、私は東京・銀座のモスカフェで焼肉ごはん(770円)なるメニューを発見してしまったのである。お店の外看板には、「ライスバーガーの焼肉ポーションを使用」と書いてある。つまり、焼肉ライスバーガーを解体して丼に盛りつけた一品という訳だ。

それがウマくない訳がないだろ! 学生の頃に、モスの焼肉ライスバーガーを食べた日の感動を今でも覚えている。ご飯を成形してバンズ状にして、焼肉を挟む。これが当時は画期的だった。発明だったんだよ! モスはジャパニーズハンバーガーチェーンとして、もっともっとライスバーガーを打ち出すべきなのである。

しかもこんなメニューがあるのなら、バンバンアピールするべきなのに、まったくと言って良いほど知られていないじゃないか! 何やってんだオラーーーッ!!!!


・匂いからウマい焼肉ごはん

という訳で、この焼肉ごはんと……最近登場したという、自家製タルタルソースを使用した「モスチキンの南蛮ごはん(790円)」を注文した。


まずは、焼肉ごはん。匂いからしてもう食欲をそそる! しょう油ベースの和風オリジナルソースは香りがいい! この匂いだけでご飯1膳食えそうだよマジで!


焼きおにぎり風に成形したライスプレートに挟んで食べるのもいいけど、やっぱこの肉の美味しさを存分に堪能するには白ご飯だよね!


タレの旨さが浸みこんで白ご飯。そしてシャキシャキの野菜の食感。目玉焼きとの相性もとても良く、部活帰りの学生にでもなった気分で、ガムシャラに食ってしまった。これは絶対全店舗で販売するべきだよ。ハンバーガーじゃあのチェーンにちょっと勝てそうになくなって来てるから、思い切ってごはんメニューにシフトすべきだ!


・食べ応えのある南蛮ごはん

そしてもうひとつ、モスチキンを使った南蛮ごはん。


こちらは、甘辛いタレのかかったモスチキンをタルタルソースで頂く一品。歯触りのしっかりとしたチキンと、濃厚なタルタルソースとの相性はバツグン。


一見、気取ったカフェメニューのようにも見えるのだが、味も食べ応えもしっかりしており、男性でも満足のいくボリュームだ。


・29日はダブル

ちなみにこのお店では1月29日に、焼肉ごはんの肉を通常価格でダブルにしてくれるそうだ。2月9日、3月29日も実施予定とのこと。とにかく早く、通常のモスの店舗でも食べられるようにして欲しい。ただでさえ業績不振なのに、間に合わなくなっても知らんぞーーーッ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 モスカフェ 銀座ナイン店
住所 東京都中央区銀座8丁目7
営業時間 7:00~23:00

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

日本、〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目7