週末に近所のスーパーで買い物をしていたら「お弁当・お惣菜大賞2023」で最優秀賞を受賞した弁当を見つけた。どうやら最近、受賞結果の発表があったらしい。入選商品には「1万点を超えるエントリーから選ばれました!」と書かれたPOPが飾られていて、それはそれはめでたい雰囲気であふれていた。

最優秀賞に輝いたのは「浜名湖産青のり香る鮎めし(538円)」。マミーマート・生鮮市場TOP等で購入できる商品である。めちゃめちゃな勢いで売れていて17時30分の時点で残りわずか……買うしかねえ! というわけで1つ確保。さっそく食べてみたぞ〜!

・お弁当の大会

「お弁当・お惣菜大賞」をざっくり説明すると、コンビニやスーパー等で販売している弁当や惣菜、サラダ、パン等から特に優れた商品を選出するプログラムのこと。今回は1万4000件以上のエントリーがあったという。近所のスーパーに行けば入選商品と出会えるかもね。

・鮎が丸一匹

鮎がドーンと丸一匹のっている「浜名湖産青のり香る鮎めし」は、弁当コーナーで明らかに別格のオーラを放っていた。「最優秀賞」という文字のおかげで、見た目のインパクトだけで勝負をした商品ではないことが分かる。なんか凄そうなのだ。

浜名湖といえばウナギのイメージが強いが、実は「のりの養殖」の歴史はさらに古いという。鮮やかな緑色と強い磯の香りが特徴らしい。そんな風味豊かな浜名湖産青のりが茶飯に混ぜ込んであるそうだ。ほほー、期待大!

そうそう、弁当コーナーでは「鮎めしのおいしい食べ方」も紹介されていたので、手順通りにいただこうと思う。フタを開けてミョウガをよけてから……

レンジ(500Wで1分〜1分30秒)で温めて、箸で鮎をつぶすようにほぐす。おお〜柔らかいぞ。ハラワタが苦手なら取り除いておく。ちなみに鮎は頭からしっぽ、骨まで丸ごと食べられるという。

んで、ほぐした鮎、ネギ生姜、浜名湖産青のり入り茶飯を混ぜ込んだら完成。少し手間をかけた分、めっちゃ美味しそうだ。

いざ食べてみると、柔らかくてほんのり香りと甘みのある鮎と茶飯がマッチしてうまい。ワタのほろ苦い風味も心地よいくらいだ。約500円でこれほど上品な鮎めしが食べられるとは……さすが最優秀賞。青のりの優しい香りも美味しさを引き立てている。

先に述べたとおり、頭もしっぽも骨も丸ごと食べられるのが特徴。柔らかくて食べやすい。しかもかなりボリューミー。茶碗2杯分くらいあるだろう。おかわりを食べたいという欲もしっかり満たしてくれる。もしくは2人で分け合って食べてもいいかも。そんな弁当だった。

というわけで、マミーマート系列のスーパーに行く機会があれば、最優秀賞に輝いた「浜名湖産青のり香る鮎めし」をチェックしてみてほしい。他にも多数の惣菜が入選を果たしているので、色々見比べてみてはどうだろうか。にしても、マミーマートは毎年強いな〜。


参考リンク:お弁当・お惣菜大賞2023
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.