少し前に突如として現れたワード、それが「暗殺者のパスタ」である。私が知ったのはTwitter界隈でバズっていたから。どんなパスタなのかネットで調べてみると、イタリア南部プーリア州発祥の郷土料理らしい。

そして、「暗殺者のパスタ」の語源としては、「見た目が血のような色だから」や「辛すぎて客が『殺す気か!』と言ったから」など諸説あるもようであるが、今イタリアでめちゃめちゃ流行ってるパスタであるらしい。

どんな味なのか気になりまくり仕事も手をつかなくなってしまったので、先日さっそく作ってみたところ……とにかく大変なことになったので情報共有しておきたい。

・つくりかた

まず、作り方に関しては、YouTube動画『【おこげパスタ】今イタリアでめちゃめちゃ流行ってるパスタ知ってる!?【Spaghetti all’Assassina】』や、各種レシピサイトを参照してほしいのだが、いちおう私が製作した手順も軽く掲載しておきたい。


用意するのはパスタ、カットトマト(200g)、オリーブオイル、唐辛子(1本)、ニンニク(3かけ)、塩(3g)、あとは水(300ml)。


まずはオリーブオイルで、ニンニクと唐辛子を焦げないように炒める。


いい感じの色になったら、「カットトマト+水+塩」で作ったトマト汁を入れて沸騰させる。


そこに半分に折ったパスタを入れて、焦げ目を付けながら炒める。


水分が無くなってきたら「トマト汁」を足して、また焦げをつけるくらい炒めて……を繰り返し、


完成……となるわけだが、私はこの料理を製作中、大変なことになっていた。暗殺者のパスタ(おこげパスタ)を作る際に最も大変だったこと、それは……


な、


な……


なんじゃこりゃ〜〜〜ッ!!


写真ではよくわからないかもしれないけれど、赤く染まった油の “飛び跳ね” がスゴかったのである。


コンロのまわりは、まるで血飛沫(ちしぶき)が舞ったかのようにベッチョベチョ。フライパンも、コンロ下のマットも、トマト汁の飛沫が飛び散っていた。その光景は、まるで “事件後”。こりゃ掃除が大変そうだ……。


なので、私からのアドバイスは、「暗殺者のパスタ(おこげパスタ)を作るときは、エプロンならびに、油はね防止ネット(オイルスクリーン)などを使うと良いかも!」ということ。私も使えばよかったなぁ……。



ちなみに暗殺者のパスタ(おこげパスタ)を食べた率直な感想は……


_人人人人人人人人人_
> うん、トマトだな! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


──てな感じ。


真っ先に入ってくるのがトマトであり、食べている最中もトマト味。とにかくトマトを感じるパスタなのであった。茹でないで作るパスタもあるのかぁ……と非常に勉強になった次第。グルメなみなさま、ぜひぜひぜひ。

でもその際には、「油はね防止ネット(オイルスクリーン)」があると私んちのキッチンみたいにならないで済むかもなので、ぜひご用意を!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24