毎年、毎年、一体オレは正月から何をしているのか。福袋を購入するため行列に並び、人混みにモミくちゃにされ、何とか売り場にたどり着いたと思ったら「売り切れました」と言われる。こんな人生、マジでクソすぎる!
──と思っていたときもありました! というか、数時間前までそう思っておりました! 毎年ゲットしているモロゾフの福袋を買い逃したことで、絶望的な気持ちになっておりました!! だけど今は……世界中の人に、感謝を伝えたいような気分だ。
みんな〜HAPPY NEW YEAR〜!!
・WALKER(ウォーカー)のおかげ
大げさだと思うかもしれないが、割とマジである。それほどまでにモロゾフの福袋を買い逃したダメージは大きく、同時にWALKERのお楽しみ袋(福袋)を開封したときの安心感は大きかった。
と言っても、ご存知だろうか。WALKERを。イギリスのお菓子メーカーで、日本ですごくメジャーとは言い難いものの、赤いタータンチェック柄のパッケージは誰もが1度は見たことがあるような気がする。
そんなWALKERの福袋が、カルディコーヒーファームで売られている。今の時期だから売り切れているところだってあるかもしれないが、まだ取り扱っている店舗だってあるはずだ。
というか、お店によっては成人式くらいまで残っているかも……と思うほど、私が訪れた店舗でWALKER福袋はたっぷりあった。
だから正直なところ、それほど期待はしていなかった。そもそも、WALKERの福袋は事前に中身がわかる。
ざっと見たところ、中身は去年と同じっぽい。それだけに、購入時のドキドキはゼロだったのだが、いざ開封すると……
重っ!
え? コレ1袋で210gもあるの? さすが海外製。中身が公開されていても、開封して自分の手で持ってみるまで分からないものだ。
それにしても、毎年購入しているモロゾフ福袋の商品より明らかにズッシリ。まぁ、カルディのWALKER福袋は1728円とモロゾフより高いので当たり前と言えば当たり前だが、ボリュームではモロゾフに圧勝している。
そして、お正月という時期を考えたらボリュームで圧勝しているお菓子ほど有り難いものはない。親戚が集まって「来年もよろしく〜」とか言ってたら、菓子盆に積み上げたクッキーなんて秒で消えてしまうからな。
そういう意味で、実は海外基準のドッサリ系お菓子は日本の正月に合っているのではないか。加えて、味は王道中の王道ってのもいい。いちおうラインナップを書き出しておくと、こんな感じだ。
・シェアバッグフィンガー(210g / 15本入り)
・フレーバーアソート(170g / フレバーアソート3種 × 各5個)
・デーツ&ウォールナッツ(150g)
・フローパックチョコチップ99g(9枚)
・クリアファイル
・ノート
なぜクリアファイル&ノート? と思う人もいるだろうが、これは昨年も同じ。どうやらWALKERは福袋にクリアファイル&ノートを入れるのがちょっとした伝統のようだ。
また、それ以外のラインナップも昨年と同じで、全部クッキー。それだけクッキーに自信がある証(あかし)なのだろう。WALKER的にも「これ入れといたら間違いない」って感じなのかもしれない。
実際に食ったら、「こりゃ間違いないわ」って感じだったしね。まぁ、記事を書く立場的には変化があった方が有り難いけれど、普通に買う人にとってはそんなの関係ない。 “いつものヤツ” が入っている方が嬉しいと感じる人は多いはずだ。
なお、先に述べたようにWALKERのお楽しみ袋はカルディの店頭で取り扱っているが、カルディのオンラインショップではすでに売り切れ。
ほかのサイト(LOHACO)では2023年1月2日時点で購入できるものの、中身と価格がちょっと違ってこちらは1890円だ。
どちらにせよそんなに高くないので、親戚の集まりなんかにはピッタリ。あんまり高いお菓子を用意しても、みんな手を出しにくいからね。WALKERくらいがちょうどいいよ。
……という私の意見に同意してくれる人には、WALKER福袋はオススメ度が高い。気になった人は是非!
参考リンク:LOHACO「ウォーカーお楽しみ袋」
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.