ロケットニュース24

【ガチ連載】初心者が作る「週刊デアゴスヌーピー」全100号、約2年間かけてついに完成! 画像満載の大感動フィナーレ編

2022年12月16日

2021年1月15日に始まった本連載「週刊デアゴスヌーピー」。デアゴスティーニ完全初心者である私(あひるねこ)が、全100号からなる『週刊つくってあつめるスヌーピー&フレンズ』を本気で完成させるべく始めた魂のガチ企画だが……あれから約2年。


ついに……


_人人人人人人人人_
> 全100号完成! <
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だァァァァァァァアアアアア! ありがとォォォォォォォオオオオ!! ピーーーーーナァァァァァァッツッッッッッッァ!!!!! 毎週コツコツ作ってきたデアゴスヌーピーが、2年の歳月を経てマジのマジで完成しました。いつもよりちょっと長いですが、ぜひ最後までお読みください!

・第100号の中身

各ボックスは前号ですべて完成したため、残るは犬小屋とリモコンの仕上げ作業だけである。なのであっさり終わるかな……と思いきや、届いた第100号があまりにも巨大すぎてビビるを通り越して笑ってしまった。冊子というか、普通に箱やん。


それでは一気に中身をご紹介しよう。まず奥壁 左上・上・右上、基板ケース、基板ケースカバー。


屋根板・上側左、奥壁・左下、屋根裏のジョイント、柱 中央×2・左右×2・短×2、カバープレート×2、ストッパー×6、基板用プレート×2。


シール×6、基板付きコード 約500mm、約550mm、約600mm、約650mm、約150mm×2、電池用金具、電源ジャック付きコード、メインスイッチ付きコード、ネジ大量。そして……


リモコン用基板と、メイン基板。以上である──。

たっぷり書いておいてなんだが、上のパーツのくだりは別に読まなくていいです。読んだところで何が何だかサッパリでしょう。さらに言うなら、これから詳細に書く犬小屋作りの過程も軽く読み流しちゃって大丈夫だぞ。「やってんなぁ」というのが大体伝われば無問題だ。

・作業スタート

犬小屋の後ろ側に奥壁・左下を組み合わせてネジで固定し……


基板付きコード約150mmにシールと基板用両面テープを貼り、犬小屋中央部の棚板の下面に取り付ける。


今度は犬小屋の後ろ側に柱をそれぞれ組み合わせ、コードを出すように配線。コネクターを中央部に導く。


同様に中央にも柱を取り付けたら……


第96号で組み立てた屋根板・上側右を用意して、屋根板・上側左と組み合わせ、継ぎ目にジョイントを付けてネジで固定する。


そこにシールを貼った基板付きコードを4本貼り付け……


第95号で組み立てた屋根板(左側)と、96号で組み立てた屋根板(右側)を組み合わせてネジで固定。できたらそれをひっくり返して……


犬小屋の上にドッキング!


仕切り板や柱と屋根板を正しく組み合わせたら、左右の屋根板の下面にカバープレートを取り付けてネジで固定する。


左右の奥壁内面にストッパーを取り付けて、コードを挟まないよう注意しながら犬小屋の後ろ側に組み合わせていき……


さらに奥壁・上も組み合わせる。


さあ、あと一息だぞ! 基板ケースにメイン基板を取り付け、電池を入れた電池ボックスと接続。


それを犬小屋後ろ側の開口部に入れる……の・だ・が。


まさかここに来て、歴代最難関クラスの激エグ作業が始まるとは思わなかった。上の画像を再度見てほしい。ソケットだらけのメイン基板が狭い開口部の中にあり、その上下の壁からコードが大量に出てますよね。これを……


なんとピンセットで差し込んでいくのだ。


各コードのソケットはあらかじめ決まっており、奥側から順番にコネクターを差し込んでいく。画像だと分かりにくいかもしれないが、発狂レベルの煩わしさである。この鬼畜作業の前では、これまで私を散々苦しめた葉シートや花シート、草パウダーなどは児戯に等しい。そう、あまりにもヤバすぎる。


命からがら差し込みを終えたら、開口部に柱を組み合わせ……


基板ケースカバーにメインスイッチ付きコード、電源ジャック付きコード(別売りのアダプタ用。なので私の場合は別になくてもいい)を取り付け、開口部に押し込むようにセット。これでついに……


犬小屋の完成だ!

いやぁ、なんというか……めちゃめちゃデカイな。都内の賃貸マンションに置くものじゃないぞコレは。なんてことを思いつつ、実はここからが本日のメインイベントであります。そう、完成した全ボックスの収納作業だ。

ボックスの天井には端子が付いており、これが犬小屋の各部屋に貼ってある基板と接触することで、LEDが点灯する仕組みになっている。だから慎重に慎重にそーっとそーっと……


うむ。


う む。


うむうむ。


うむうむうむ。


うむ、うむ、うむ、うむ。


うむむむむむ!


最後にこのボックスを入れたら……


完成ーーーーー!!!!


なんだけども、この続きは……やっぱり次のページでお伝えするぞ! 約2年にわたる苦労の集大成をぜひ見届けていただきたい!! それでは今すぐデアGO! GO! GOOOOOOO!!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

・第100号の続き

ついに完成したデアゴスティーニ『週刊つくってあつめるスヌーピー&フレンズ』。これまで組み立ててきたすべてのボックスが、巨大な犬小屋型ディスプレイケースにバシッと収納されたぞ。それではいよいよ、その全貌を大公開しよう。みんな準備はいいかな? いくぞ? せ~の……


ピーナッツ!!!!!


──いかがだろうか? 私としては、もう何も言えねぇくらい最高である。どこを、どの角度から、どう切り取っても最高である。よくぞここまで作り上げた。途中で投げ出さずに達成した。2年間の血と汗と涙、接着剤とシートとパウダーの結晶である!

待て待て待て、もちろんこれで終わりではないぞ。何か一つお忘れじゃないかな? そう、リモコンである。LEDを点灯させるという超ビッグイベントが残っているではないか。

というワケで、第99号で保管しておいたリモコンケース・下に、リモコン用基板を組み合わせてネジで固定し……


基板の上に第99号で保管しておいたリモコンボタンをのせ、同じく保管しておいたリモコンケース・上を組み合わせる。


裏側の電池スペースに電池用金具、電池を入れてカバーを付けたら……


犬小屋裏側のメインスイッチをONに。


するとこの時、内部のメイン基板のLEDが緑色に発光する。


さあ、これで準備はすべて整ったぞ。リモコンの左下にある「ON / OFF」ボタンを押し、右下にある全点灯のボタンを……


押す!

ひ、光ったァァァァァァァアアアアア! 各ボックスのLEDがキレイに点灯したぞォォォォォォォオオオオ!! しゅごいしゅごいしゅごいィィィィィィィィイイイイ! デアゴスティーニ最高ォォォォォォォオオオオ!!!!


が!


誠に残念ながら今回、あるボックスで修復不可能な事故が起きてしまったのです。皆さんはお気付きになられたでしょうか? このままだと少し分かりにくいかもしれないので、部屋を暗くしてみますね。すると……


あ!


LEDがつかない……。


・トラブル発生

そう、左側の屋根のボックスだけLEDが点灯しないのだ。いろいろ試した結果、おそらくだがコードに傷がついたか、断線してしまったのではないかと思われる。

本来なら修復した状態でお見せすべきところだが、それだと本日の公開に間に合わないため、ありのままをお伝えすることにした。申し訳ない。

ただ個人的には、そこまでLEDを点灯する機会はないと思うので、あまり気にしていません。だってこれ、電池6本も使うんすよ? てなワケでポジティブに考えていこうと思います。さあ次だ!

犬小屋に現在入っているのは、主に春と夏のボックスである。それらをすべて反対側に入れ直すことで、秋冬仕様に衣替えできるぞ! それではさっそくやってみよう。


じゃん!!


いやぁ、こっちも最高ですね。最高なので、再びLEDを点灯させてみましょうか。その際、左側の屋根に関しては なかったことにしてください。いいですか? せ~の……


ピーナッツ!


あれ? めちゃめちゃキレイだけど……なんか1カ所だけ暗くね? まさかそこも断線してるの? と思った人のために、少し接近してみましょう。またしてもトラブルでしょうか? いえ、大丈夫です。


マシュマロ焼いてるだけです。

これにて、デアゴスヌーピー全100号でやるべき作業はすべて終了しました。最後に完成したボックスを一つずつご紹介していこうと思います。続きは……もちろん次のページです。準備ができたらデアGO! GO! GOOOOOOO!!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

・第100号の続きの続き

約2年間、全100号をかけて作り上げた32のコミック名シーン。嬉しい時、楽しい時、辛い時、苦しい時など様々な……まあ、後者の時の方が多かったような気もするが、その達成感はやはり筆舌に尽くしがたい。まさに感無量である。


それでは最後に各ボックスを順番にご紹介していくぞ。皆さま大きな拍手をお願いします。まずは春のシーンから「母の日」。


「イースターシーズン」


「バレンタインカード」


「ウッドストックの巣」


「ラブレター」


「ウサギ」


続いてファン納得の定番シーン「安心毛布」


「ピアノ」


ピーナッツ・ギャング大集合「野球チーム」


リラックスタイム「部屋でのくつろぎタイム」


ここから夏のシーン「アイスクリーム」


「サマーキャンプ」


「ビーグル・スカウト」


「レンガ塀」


「砂のお城」


「サーフボード」


今度はボックスを反対側にして……とその前に、各フィギュアボックスもご紹介しておこう。まず「ジョー・クール」。


「フライング・エース」


上から「マーブルス」「スパイク」「オラフ」


「アンディ」「スヌーピーのパパ」「ベル」


ボックスを反対側にして秋のシーン「凧あげ」


「3兄弟」


「カボチャ大王」


「フットボール」


「夕焼け」


「キャンプ」


再びファン納得の定番シーン「初登場シーン」


「精神分析スタンド」


ピーナッツ・ギャング大集合「みんなでお出かけ」


リラックスタイム「みんなでお食事」


ここから冬のシーン「サンタクロース」


「クリスマスツリー」


「雪かき」


「雪だるま」


「スキー」


「フィギュアスケート」


──以上である。見ているだけで指先が疲れてくるが、我ながらよくこんなに大量に作ったよなぁ……。

私にとってデアゴスヌーピーの完成は、二重に感慨深いものだった。冒頭でも書いたように、本連載がスタートしたのは2021年1月。現在2歳の我が子・あひるねこジュニアも、この頃はまだ自力で寝返りすらできない赤ちゃんだったが……

デアゴスヌーピーが完成に近づくにつれ、ハイハイができるようになり、言葉を話すようになり、少しずつ一人で歩けるようになっていった。今では元気に部屋中を駆け回っているぞ。とにかく手が掛かるという意味では、デアゴスヌーピーも私の子供のようなものだったのかもしれない。

完成した犬小屋を見ていると、ジュニアにまつわる様々な出来事を思い出す。苦労したが、ここまで作ってきて本当によかった。ありがとう、デアゴスティーニ! 読者の皆さんにも心からの感謝を。連載を毎週読んでくれてどうもありがとうーーーー!!


それでは、またどこかでお会いしましょう!


ピーナッツ!!


…………


…………


…………ぇぇ


…………てぇぇぇぇぇ


……っと待てぇぇぇぇぇぇ


ちょっと待てェェェェェェエエエエ!!!!!

・ちょっと待て

おいおいおいおい! なんか最終回みたいになってるけど、前も書いただろ!! まだ終わらないんだって! シリーズ延長で130号まで続くんだって! 残り30冊もあるんだってーーーー!!

つまり、あひるねこはーーーーーー! 「週刊デアゴスヌーピー」をーーーーーーーーーー!! やめへんでェェェェェエエエエエエエ!!!!!!!

・また来週

実際、今号には普通に第101号の予告が掲載されている。なので来週も同じ曜日、同じ時間に、同じように「週刊デアゴスヌーピー」が公開されます。他にも第1号から仕込んできたネタがあったりなかったり。

だから連載終了と思って油断するんじゃないぞ。来週以降もしっかりついてきてくれよな! それではまた次号でお会いしましょう。ピーナッツ!!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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