全国8000万人のダイエッター諸君、今日も糖質を気にしているかな? 痩せるのは難しいけど太るのは超簡単! 結局のところダイエットは「コツコツやるしかない」というのが圧倒的真実なのだろう。

さて、現在ゆるやかにダイエットを敢行している私、P.K.サンジュンは、結構なペースで吉野家の「牛サラダ」を利用している……のだが、最近になってふと気付いてしまった……「もしかしたらすき家の方が優秀なんじゃねえの?」と──。

・いつの間にか「牛サラダ」に

かつて、当サイト内で吉野家の「ライザップ牛サラダ」がプチ流行した。たんぱく質豊富なメニューが吉野家で食べられるなんて最高! 当時は私も週3くらいで「ライザップ牛サラダ」を食べていたと記憶している(最近は週1くらい)。

その「ライザップ牛サラダ」が最近になって「チーズ牛サラダ」及びに「キムチ牛サラダ」になったことに、みなさんはお気付きだろうか? 詳細な事情はわからないが、どちらのメニューも「ライザップ牛サラダ」が基本になっていると考えて間違いない。

・すき家にサラダ?

で、つい先日のことである。普段はさほど利用しない すき家の前を通りがかると『お食事サラダ』の文字が飛び込んできた。ほう、すき家もサラダを始めたのか……。ちょい遅すぎる気もしなくはないが、ユーザーとして選択肢が増えることは非常にありがたい。

そのすき家のお食事サラダは「牛・お食事サラダ」と「チキン・お食事サラダ」の2種類で、価格はどちらも580円。吉野家の「牛サラダ」との最大の違いは、ダイエッターの天敵とも言える糖質「十六穀米」が入っていることである。

当初は「米が入ってちゃ話にならねえ!」と考えていたが、物は試しで食べてみることに。最悪の場合、十六穀米を抜いてもらえばいいだけの話だ。

・すき家の方がウマい理由

んで、結論から申し上げると現時点で私は「少なくとも味に関しては すき家のお食事サラダの方が圧倒的にウマい」と考えている。その理由はズバリ「ドレッシングが3種類用意されているから」だ。

そう、吉野家の「牛サラダ」は小分けの和風ドレッシングが1つ付いているだけであるが、すき家はテーブルに「和風」「胡麻」「フレンチ」の3種類が備え付けられている。味を変化させられる強みは、吉野家の「牛サラダ」には無い要素と言えるだろう。

さらに言えばドレッシングは少しずつブレンドしてもOK。その気になれば毎日違う味に変えられる3種類のドレッシングは、長期間のダイエット向きではなかろうか? 

・ドレッシング以外にも

さらにさらに、アーモンドやパプリカなどが地味にいい仕事をしているところも見逃せない。長く食べ続けたせいでどうしても吉野家の「牛サラダ」との比較になってしまうが、味としては数段すき家の『お食事サラダ』が勝っている印象だ。

なお問題の「十六穀米」だが、シャリ換算で2~3貫分の量が入っている。個人的には「まあこれくらいなら」と許容しているが、ガチガチのダイエット期間ならば抜いてもらうこともあるかもしれない。そう「いざとなれば抜いてもらう」という選択肢があることも覚えておくといいだろう。

「ライザップ牛サラダ」の時代から、これまで散々吉野家のお世話になってきたため大きな声では言えないが、すき家の『お食事サラダ』はかなり優秀なメニューである。特に3種類のドレッシングには「こんな世界があったのか」と感動してしまった。ダイエッターのみなさんには、1度こっそりお試しいただきたい。

参考リンク:すき家公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.