100万円で買った古民家の、主な修復担当は私(GO羽鳥)とYoshioである。ほとんど毎週の朝早く、埼玉某所の某駅に集合し、駅チカ駐車場に停めている980円で買った軽自動車・三菱ミニカに乗り込み現場まで向かうのだ。

8年も前に買ったミニカがいまだ現役なのは喜ばしいことであるが、ひとつ悩みがあった。それは……「怖くて古民家敷地内に車を入れられない」こと。それゆえ、古民家から離れた場所に停めていた。

なぜ怖くて入れられないのかといえば……


・雑草がボーボーでよく見えない
・入口あたりが、けっこうな斜面
・運転を誤ったら横転する崖地


の3点が挙げられる。しかしながら “現場のプロ” である解体の助っ人「ホービエン軍団」のみなさんは、3トンのトラックでさえも余裕しゃくしゃくに入れている。それを見ては「プロだなぁ……」と感心していた。

いつかはオレたちもホービエン軍団みたいに、あの細くて斜めの道にミニカを入れられるようになりたい! ということで今回、雑草ボーボーの入口を、草刈りしてみたのであった。はたしてミニカは入れるのか!?


・草刈り開始!

まずはプロの造園業であるホービエン軍団のアニ(キ)さんに、エンジン式草刈機の使い方を教えてもらうことにした。ガソリンの入れ方から、始動方法、そして草刈りするときのコツまで、親切丁寧に教えてくれるアニ(キ)さん。


その後は、Yoshioと私が──


ひたすら芝刈りをし──


見事、雑草ボーボーだった入り口が──


\(^o^)/なんということでしょう〜!\(^o^)/


ここまで地面が見えていれば、もう何も怖くない。ミニカに乗り込んだYoshioは、バックで……


オーライオーライ!


オーライオーライ!


Yoshio「よゆう!」


オーライオーライ!


オーライオーライ!


Yoshio「まだいける!」


オーライオーライ!


のっしのっし……


Yoshio「よっしゃー!」

──と、100万円の古民家を購入してから約1年の時を経て、ようやく自分達の車を敷地内に入れることに成功したのであった。なんだかものすごく感慨深い。だってだって……


100万円で買った家980円で買った軽自動車が並ぶ日が来るなんて……!(感涙)


三菱ミニカのような極端に小さい車だからこそ余裕で細い道でも入れるようになったのかもしれないが、やはり家から遠くに車を停めておくのと、家の横に車が入れられるのとでは安心感が全然違う。家ヨコ駐車、最高だ!

てな感じで、ついに駐車場付きの家になった100万円の古民家。もうまもなく「家の外側」のお片付けも終わりそう。引き続き、ひとつひとつ整理して、“快適に過ごせる家” にするぞーっ♪ 次回へ続く。乞うご期待。


参考リンク:有限会社豊美園
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24