ブクブクに太ってしまった意思の弱いデブ(私)ではあるが、酒を飲みながら夜だけ低糖質をやることで5キロも減った。結果が数字に表れることほど嬉しいものはなく、いま現在私はMAXハイテンション。もっと高みを目指す意識さえ芽生えてきた。

だから今日も今日とて夜だけ低糖質……と言いたいところだが、もともと意思が弱いだけに毎日同じ低糖質メニューはイヤだし無理をするのは断固拒否。他にいい低糖質はないのかなぁ〜。

・あおさ入りのこんにゃくつけ麺

ということで新機軸を開拓すべくスーパーで購入したのは、広島の寿マナック株式会社が製造する「こんにゃくつけ麺」だ。これには食べる前から期待している。なぜならば……

白胡麻入りと あおさ入りの2種類が置いてあって、なぜか あおさ の方がラスイチの爆売れ状態。たまたまっていう可能性は否定できないが、消費者とは正直なものである。きっと あおさ の方が段違いでウマいのだろう。

もちろんカゴに入れたのは あおさで持ち帰って開けてみると、こんにゃく麺と たれ の2袋が入っていた。見るからに痩せそうではあるが、ダイエッターとして気になる栄養成分はどうかというと……うぉ!!

熱量はこんにゃく10kcalのたれ35kcal。糖質こそ書いていないものの、ググったら “こんにゃくの糖質はほとんどゼロ” と出てきたからダイエットに適していると考えてよさそうだ。おそらく、たれも微々たるもんだろう。

ただ、さすがにこれ1つだけじゃハイカロリーに飼い慣らされていた私の胃袋が「もっと食わせんかい」と文句を垂れそうなので……

ローソンで味付たまご、そして


サラダチキンの鶏めし味もワガママにつけちゃうことにした。これだけ食べれば晩酌タイムまで余裕で持つはず。ウンウン、今日の “夜だけ低糖質” も簡単そうだ!


・味の詳細

さて、あとは こんにゃくつけ麺そのものがウマいかどうかが焦点である。作り方は説明するまでもないくらいシンプルで、まずはこんにゃく麺をザルにあけ……

よく水洗いしてから水気をきる


それから皿に盛り付けて、瀬戸内産レモン使用ごまだれをかけたら完成だ。あおさだから臭みがあるのかなと思うも、よく嗅げば分かるくらいで気になるほどではなかった。

で、もっとも肝心な味は良くも悪くもないけど良い寄りといったところか。麺自体はチュルッと入ってきて「おっ!」と思うくらい食べやすい。そして薄めのごまだれは麺と合っていて素直に美味しかった。

ただし、こんにゃく麺なので簡単に噛み切れないのがマイナスポイント。なんだか小鉢で出された こんにゃく を食べているみたいで、結果として少しずつ食べ進めていく時間が微妙にもどかしかった。


・イケなくないが……

裏を返せばゆっくり食べたい人にはピッタリだろうが、私の脳は90gという量以上に食べたと錯覚していたように感じたから好みが分かれるかもしれない。個人的な感想を正直に書いておくと、紀文の「とうふそうめん風」と比較すると少しばかり無理した気持ちで食べ終えた。

とはいえ、これは意思の弱すぎる私だから。絶対に痩せてみせるという強い意思を持つ人なら、きっとダイエットの相棒として活躍してくれるはず。値段も149円と安めだし、低糖質のローテーション入りするようなら一石二鳥となるだろう。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.