新シナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」が配信され、ますます盛り上がりを見せるゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」。
奥深い育成を楽しめるのはもちろん、様々なウマ娘が元気いっぱいに走ったり踊ったりする姿を見ることができるのもこのゲームの魅力だ。
あ~、今日もウマ娘かわいいな。こんなにいろんなポーズが基本無料のゲームで見られるなんて、なんて贅沢なんだ……ん、待てよ?
もしかしてウマ娘って、絵の練習にもってこいなのでは……?
・ウマ娘クロッキー
絵の練習法の1つに「クロッキー」というものがある。30秒や1分など非常に短い時間の中でモデルの全身を描き切り、体の動きやバランスなどを素早くとらえられるようにする練習だ。
普段描かないポーズを描くことでポーズのバリエーションを増やすことにも繋がるので、気になった方には是非試してみていただきたい。
今回はこの練習法をウマ娘 プリティーダービーのゲーム内で撮影したスクリーンショットを参考に試してみることにした。
目標は100枚。かわいいものなんてなんぼ描いてもいいですからね。それに、いっぱい描けばいっぱい描くほど絵も上達することでしょう。善は急げでさっそく始めてみることにした。
1台のスマホでスクリーンショットを表示し、もう1台のスマホで時間を計測しながら描いていく。
制限時間は30秒だ。
さすがに30秒だとしっかり描き込むわけにもいかずラフ(下描きの下描き)のような何かしか描けないが、とにかくこれをひたすら繰り返していく。最初はペース配分を掴めず人間しか描けなかったのだが……
徐々にペース配分を掴んでウマ娘にできるようになってきた。こうやって見ると、ウマ娘って本当にシルエットだけでも誰が誰なのか分かりやすいなぁ。いつかこんなキャラクターデザインができるようになりたいものである。
そんなことを思いながら、描いて……
描いて……
描きまくって……
無事目標の100枚を達成!!
うおおお、並べてみると壮観だ~!! いろんなポーズがずらっと並んでいて、1枚1枚のクオリティはざっくりしているとはいえ大変見ごたえのある画像ができあがった。
・実践
さて、無事100枚を描き切ったわけだけど……果たして力はついているんだろうか? 最後に本気のイラストを描いて検証してみることにした。
今回描くことにしたのは推しである「ライスシャワー」。筆者は全身を描くのが苦手で、いくら推しといえどもそれほど全身を描く機会はないのだが……
あれ……?
あれ…………?
なんか……
よくない!?
これまでは全身絵を描く時に「なんかこの手の向きおかしくないか……?」とか「なんか重心がブレてる気がする……」という悩みがつきものだったのだが、今回はそういったモヤモヤを一切抱くことなく描き切ることができた。
苦労することなくポーズを考えられたのも、自分的には大きな進歩。いつもならポーズ選びに1時間以上を費やしてしまうこともあるのだが、このポーズは10分とかからずに思いつくことができた。
これは絵が上達したと言っていいんじゃないだろうか。ウマ娘クロッキーの効果、凄すぎる……!!
・苦労なく絵の練習ができてしまった
筆者は過去にもクロッキーをしたことがあり、この練習法が効果的であることは知っていたけれど、これほど明確に変化を感じられたのは初めてだった。やっぱり何事も楽しんで取り組むのが1番なんだなぁ。
100枚もの絵を描いたわけだが、好きなキャラを描いているだけあって全く辛いと思わなかった。むしろ楽しすぎてもっと描きたいくらいだ。今後も絵の練習の一環として積極的に挑戦していこうと思う。
楽しさだけでなく画力まで提供してくれる「ウマ娘 プリティーダービー」。これからもついていきます!!
参考リンク:ウマ娘 プリティーダービー
執筆・イラスト:うどん粉
Photo:© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会、(C) Cygames, Inc.
ScreenShot:ウマ娘 プリティーダービー(iOS)
▼せっかくなので顔のアップも見て~!!
▼100体描くから100枚スクリーンショットを撮ればいいよな……と思っていたのだが、気づいたら3倍撮っていた。皆かわいすぎるから仕方ない
▼余談だが、最近やっとライスちゃん専属になれた