“家そば沼” にハマってから、毎日が楽しい。まず、「今日はどの蕎麦を食べよう」と朝から作戦立てるのが楽しい。もちろん食べる時も楽しいし、未踏のスーパーの「乾麺コーナー」に行くのもまた楽しいのだ。
ある日のこと。隣町のピーコックストアの乾麺コーナーに行ってみると……知らないやつ! 知らないやつ! 初見の乾そばだらけで大興奮!! それはもうすべてが宝に見えて……。特に、黄金色した今回の蕎麦は、とりわけ光り輝いて見えたのである。それはまるで、後光が差しているように。
蕎麦の名前は『蔵王の銀嶺そば』。すぐ横に「山形〜」と書いてあるが、達筆すぎて読めなかった。ちなみに価格は税込278円で、内容量は2人前の200g。この量、美味そうに感じちゃうんだよなぁ。それではさっそくまいりましょう〜!
デカい鍋にたっぷりのお湯を沸かし……
6〜7分茹でたら……
ハイ完成。
して、そのお味は──
ほほお。新食感。コシが強いというかモッチモチ。とにかく弾力がスゴイ。なかなかにウマくて岩塩も登場。ただ、あまり蕎麦の味がしなかったのが惜しい。もう少し蕎麦蕎麦しててもよかったのでは、と感じた次第。
「家そば」か「外そば」かで言えば、まあ外である。しかし爆裂ホームランではない。ヒットだ。2塁打か……と思ったが結局は1塁打になった的な。パッケージや商品名の神々しさに期待しすぎたってのもある。しかし、食べてみたら普通だった。神かと思ったら人間だった。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
★現在までのベスト5★
【第1位】はくばく(霧しな)『元祖乱れづくり 木曽路御岳そば』
【第2位】成城石井オリジナル(新得物産)『挽きぐるみそば』
【第3位】柄木田製粉(信州戸隠そば)『信州 本十割そば』
【第4位】信州戸隠そば株式会社『信州本十割そば』
【第5位】本田商店『BIO-RAL Organic 国産有機十割そば』
【惜しくも選外になった蕎麦たち】
〜松〜
■ライフプレミアム『信州戸隠 二八そば』
■滝沢食品『滝沢更科 十割そば』
■本田商店『出雲そば』
■柄木田製粉『信州 七割更科そば』
〜竹〜
■紀ノ国屋オリジナル(東亜食品工業)『御そば(おそば)』
■小川製麺所『山形のとびきりそば』
■山本かじの『十割そば本舗 国産の十割そば』
■岡本製麺『阿波名産 祖谷十割そば 石臼挽き』
■大西製粉『風穴そば』
■サラヤ『寒河江 全線 太郎兵衛そば』
■はくばく(霧しな)『そば湯まで美味しい蕎麦 黒』
■昭和製粉『蔵王の銀嶺そば』
〜梅〜
■おびなた『蕎麦通の更科八割』
■おびなた『戸隠そば』
■高尾製粉製麺『麺の彩宴 播州そば』
■信州戸隠そば株式会社『信州戸隠そば』
■住岡食品『こだわりの麺々 蕎麦』
■7プレミアム(藤原製麺)『2種類のそば粉をブレンドしたそば』
■信州ほしの『信州田舎そば 小諸七兵衛』
■信州ほしの『信州そば SOBA』
■山本かじの『十割そば本舗 伝統の二八そば』
■自然芋そば『越後伝統へぎそば 自慢ののどごし』
■白石興産『郷の麺処 そば』
■ニップン『本場 信州そば』
■CO-OP(おびなた)『そば』
■パルシステム(桝田屋食品)『国産とろろそば』
〜茸〜
■おびなた『蕎麦通のそば』
■トップバリュ(黄色)『香りとのどごし そば』
〜苔〜
■麺のスナオシ『おいしいそば』