肌の露出をおさえた「ジェンダーレス水着」が注目を集めている。長袖とハーフパンツを組み合わせた水着で、男女ともに同じデザインなのが特徴だという。もっと言うと、最近では「紺色であればとくに指定はない」という学校も増えているようだ。

水着といえば、私も最近Amazonで買ったばかり。商品ページによると、水泳・海水浴・トレーニング・トライアスロンなどに最適で、体型をカバーしてくれるオシャレ水着らしい。そういうの欲しかったんですよね。ま、評価は1.4なんですけども……。

・お客様にはXLがおすすめです

水着の名前は「フィットネス 水着 メンズ ノースリーブ ワンピース オシャレ フロントジッパー 体型カバー 競泳用 ボディスーツ 海辺 トレーニング」。購入の決め手となったのは「プロフェッショナルでエネルギッシュに見えます」という売り文句。2358円だった。


こちらジェンダーレス水着のようにセパレート型ではないが、体型をカバーするワンピース型のオシャレ水着とのことなので「紺色だったらOK」という学校の生徒にとって良い選択肢となるだろう。ちなみにサイズはXLを選んだ。「XLがおすすめです」と言われたからだ。


過去に「XLがおすすめです」と言われて購入した「1円のズボン」や「スーツ上下セット」は死ぬほどピチピチだった……が! 「大腿部(太もも部分)がぶかぶか。これじゃ泳げない」というレビューを読んで、今回はあえてXLを選んだ次第である


生地はペラペラでビミョーに安っぽい。耐久性に優れた競技用の水着と比べているわけではなく、カーテンみたいにペラペラなのだ。とりあえず体にフィットするような素材ではなさそう。水着として大丈夫なのだろうか。


試しにその場で着替えてみたのだが……

嫌な予感しかしない。


とりあえず着用したまま外へ出てみると……


…………



ぱっと見は普通。



しかし、レビューどおり

太もも部分があまりにもヒラヒラだった。


小さめを覚悟してXLを購入したにも関わらず、スカートみたいにヒラヒラ。フィットしようとする気配が一切感じられない素材なので、どんなに小さいサイズを選んでもヒラヒラふわふわしてしまうだろう。


逆に良い点を挙げるなら、ヒラヒラしている分「風を感じやすい」ということだろうか。通気性が信じられないレベルで高い。また生地がペラペラで軽く、動きやすいのもポイント。股間に風を感じながらプロフェッショナルにエネルギッシュに動きたい方は良いかもしれない。

ただし、ただの「水に濡れても平気なペラペラのワンピース」なので「紺色の水着ならOK」の学校に通っている方も絶対に買わないこと。これで水泳の授業に出たらマジで終わるぞ。肌の露出を控えるこのご時世に最も着てはいけない部類の水着だった。


参考リンク:Amazon「フィットネス 水着 メンズ ノースリーブ ワンピース オシャレ フロントジッパー 体型カバー 競泳用 ボディスーツ 海辺 トレーニング」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.