ニトリには家具や生活用品だけでなく、コスパに優れたアウトドア用品もズラリと揃っている。なかでも人気が高いのが、ふかふかした座り心地が特徴の「バタフライチェア」だ。かわいい見た目も話題となり、2021年にはなんと年間4万台の販売を達成したという。
ちなみにバタフライチェアには、いわゆるノーマルタイプ(4990円)の他に、頭を支えるハイバックタイプ(7990円)や……ミニタイプ(3990円)もある。そう、ミニタイプの存在は意外と知られていないのだ。
ノーマルタイプを購入して「思ったよりも大きかった」と言う方も少なくないため、今回は持ち運びが楽チンでアウトドアでもバリバリ使える「ミニバタフライチェア」を紹介したい。ミニサイズでも座り心地は最高だぞ〜〜!
・ミニバタフライチェア
ミニと言っても、それほどミニではない。ワークマンの大人気アームチェア(980円)よりもひと回り大きいくらいで、重さは約3.38キロ。収納ケースにストラップも付いているので、女性でも問題なく肩に掛けて持ち運べるだろう。
さっそく収納ケースからチェアを取り出して組み立ててみる。ちなみにノーマルサイズ以上となると1人で出すのがけっこう大変。ミニサイズは持ち運びやすく出し入れもしやすいからアウトドア向きなのだ。
組み立ては簡単で、まずは収納用ベルトをはずして座面シートを広げる。フレームは開くだけでOK。簡単に言ったら、開いたフレームに座面シートをかぶせるだけ。
座面シート裏側の四角にあるポケットにフレームを入れて、ポケット内側の面ファスナーをぐるっと巻いて留めたら……
はいもう完成。
はじめて組み立てる方でも5分かからないだろう。フレームと座面シートを面ファスナーでしっかり固定しているから強度もバッチリ。耐荷重はノーマル、ハイバックタイプと同じ「約80キロ」。ミニだからといって女性・お子様専用ではないのだ。
座り心地は言うまでもなく最高。ふわっと包み込まれるようなフィット感がある。数ある「折りたたみ椅子」の中でもトップクラスで快適だと言えるだろう。リビングでも余裕で使えるレベル。ソファといい勝負をするのではないだろうか。
また、フレームが広めに設計されているため狭さを感じることはない。ワークマンやカインズなどで売っているコスパに優れたアームチェアと比べると、ふかふかの座面と広めの脚部に差が出る。
両者に価格の差はあれど、3990円と考えたらやはり「お、ねだん以上」のクオリティなのだ。
・気になる点
気になった点といえば、品質表示のタグが座面裏側の上部に貼ってあって目立っていること。正直「なぜここ?」と思わざるを得ない。それと収納袋やベルトをしまうポケットがないから、チェア使用時に無くさないように気をつける必要もあるだろう。
とはいえ、総合的には最高レベルの使い心地を誇るニトリのミニバタフライチェア。ニトリのチェアコーナーにひっそりと並んでいるから、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。オンラインストアでも販売しているぞ〜!
参考リンク:ニトリ「ミニバタフライチェア」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.